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サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化

サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化

松田千恵子

日経BP / 2021-12-11

累計読者数9
平均ハイライト数 56.7件/人
推定読了時間 約6時間24分
star総合評価 77/100
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この本について

仕事をしていると、「このポジション、本当にこの人でいいのか」「結局、社外取締役って何をしてくれているのか」みたいな、なんとなく引っかかる疑問ってありますよね。制度としては知っているつもりでも、実際の運用になると途端に霧がかかったようになるあの感じ、僕もずっと抱えていました。 この本は、そのモヤモヤに丁寧に光を当ててくれます。特に刺さったのは、まず“適所適材”の考え方。人がいないからといって無理に席を埋めない、というごく当たり前なのに実務ではなかなか実行できない姿勢を、具体的な企業の話を通して示してくれます。さらに、「社外」ではなく「独立」「非業務執行」という機能で役割を捉え直す視点も、肩書きに振り回されがちな自分の感覚をリセットしてくれました。そして、座席配置ひとつで会議の空気が歪むという指摘は、現場のリアルさに思わず苦笑してしまいますが、確かに心理構造まで左右するよなと腹落ちします。 全体を通して、ガバナンスを“制度の話”ではなく“人をどう見極め、どう支えるか”という問いに引き戻してくれる一冊でした。特に、次世代経営者の見極めや後継者計画といった、日本企業特有の難しさを正面から扱っている点は、現場で迷っている人ほど響くと思います。 経営側でも管理職でも、組織の「このままでいいのか」と感じている人に刺さる本です。僕自身、読み終わった後に、いくつかの会議の座り方や人選プロセスを見直すきっかけになりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

プライム市場で生き残り、企業価値を上げるコーポレートガバナンスとは? そんな疑問に答える最強の指南書。 ガバナンス改革は、経営改革だ! 企業でガバナンスに携わる人のバイブル、「これならわかるコーポレートガバナンスの教科書」、 「ESG経営を強くするコーポレートガバナンスの実践」の筆者、松田千恵子氏のシリーズ第3弾です。 2021年6月に再改訂されたコーポレートガバナンス・コードに完全対応。 新たに盛り込まれた原則の意味や背景を紹介し、サステナブル経営のポイントを指南します。 2022年4月に東京証券取引所の市場区分が変更され、企業にESG(環境・社会・ガバナンス)が不可欠なものになります。 特に最上位の「プライム市場」には、より高度なガバナンスが求められます。 企業価値を高める取締役会の運営とは? 近年、日本で力を増すアクティビストへの対策は? 投資家を納得させる事業の将来像の描き方は? など、日本企業が直面するガバナンスやサステナブル経営の課題について、分かりやすく解説します。 「ガバナンスにどう対応するか」という解説はもとより、そこから一歩踏み込んで、 「マネジメントとしてこれからどうするか」という解説も充実させました。 サステナビリティ経営は、経営企画、IR、サステナビリティ、財務、人事など、幅広い部門での実践が欠かせません。 そのために必要なマネジメントのポイントを解説しています。 「サステナビリティやガバナンスは専門的で難しいかも」という人でも大丈夫です。 今回も「難しいことは言わない」「綺麗ごとも言わない」「何かあればイチから説明する」の三原則を貫きました。 コーポレートガバナンスの本質的な事柄について、「腹落ち」できることを目指しています。 企業の経営者やガバナンス関係者だけでなく、企業におけるマネジメントをどう考えるか・どう変えていくかを考えるビジネスパーソンにも役立つ、経営指南書の「決定版」です。
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