
世界標準の経営理論
入山 章栄
文藝春秋 / 2019-12
この本について
仕事で案件を説明するとき、「なんとなく言えてるけど、自分の中で理屈が固まっていないな…」という感覚が続くことがあります。言葉の選び方より前に、そもそも状況をどう捉えるべきかの軸がない。僕もずっとそこにモヤモヤしていました。 『世界標準の経営理論』が効いたのは、フレームワークを“覚える”本というより、目の前の現象をどう見るかという土台を作ってくれたところです。たとえば、ファイブフォースの細かい名称よりも、「この業界の収益性はどこから来て、どこから削られているのか」という視点が持てるだけで、相手への説明が急に楽になります。ネットワーク効果や完全競争の話も、抽象ではなく、SNSや量産型ビジネスを具体例にしながら整理されているので、自分の仕事に自然と置き換えやすいです。 もう一つありがたかったのは、理論を“正解”として押しつけてこないこと。むしろ、時代や状況によって優位性はすぐ揺らぐし、持続的な競争力という前提自体が崩れているという指摘がある。だからこそ、現象を読むためのwhyの筋道を持っておく必要があるんだと腹落ちしました。 日々の業務で「判断の根拠が弱い」「説明がふわっとしがち」と感じている人には特に刺さる一冊だと思います。僕と同じように、迷いながらでも前に進みたいタイプにはちょうどいい距離感で寄り添ってくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の読者はこんな本も読んでいます
読者のジャンル傾向
この本の読者が他に読んでいるジャンルの割合
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
経営戦略原論
琴坂 将広

ビジネス思考実験 「何が起きるか?」を見通すための経営学100命題
根来 龍之
![マジビジプロ 新人コンサルタントが最初に学ぶ 厳選フレームワーク20 MAJIBIJI pro[図解]問題解決に強くなる!](https://m.media-amazon.com/images/I/81Go4QxdUbL._SY500.jpg)
マジビジプロ 新人コンサルタントが最初に学ぶ 厳選フレームワーク20 MAJIBIJI pro[図解]問題解決に強くなる!
株式会社フィールドマネージメント、井上裕太、並木裕太

マーケティングフレームワークの功罪 成果を生む戦略策定のための独自プロセス獲得法
菅 恭一

世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア
入山章栄
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要
