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半径5メートルからの教育社会学

半径5メートルからの教育社会学

片山 悠樹、内田 良、古田 和久、牧野 智和

大月書店 / 2017-09

累計読者数3
平均ハイライト数 36件/人
推定読了時間 約4時間43分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 38%

この本について

「努力すれば何とかなるはず」と思いながら、どこかで引っかかってしまうことがありませんか。自分や周りを見ていると、同じようにがんばっているのに結果が違う場面があって、その理由がうまく言語化できないままモヤモヤが残る。教育の話になると、つい自分の体験だけで判断してしまうけれど、本当にそれだけで説明できるのか…と考え込んでしまうこともあります。 『半径5メートルからの教育社会学』は、まさにこの「説明しきれない違和感」をそっと拾い上げてくれる本でした。たとえば、家庭の文化資本やSESによって、どれだけ勉強しても追いつけない現実があること。あるいは、進路選択が本人の意思よりも、在籍している高校のトラックによって左右されてしまう構造。自分の努力論だけでは整理しきれなかった部分に、静かに輪郭を与えてくれる感覚がありました。また、大学進学を「個人の選択」と言い切れない理由や、親のストレスが子どもに及ぼす連鎖など、身近な現象が社会の仕組みとどうつながっているのかが丁寧に解きほぐされます。 過度に劇的な救いがあるわけではないけれど、「自分のせいだけじゃ説明できなかったこと」に名前がつくことで、少しだけ呼吸がしやすくなる本です。自分の経験だけでは語り切れない教育の世界を、一歩引いた視点で見つめ直したい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

教育の「当たり前」を社会学の目で問い直す。
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