
42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」 (角川oneテーマ21)
NHKスペシャル取材班
累計読者数10
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star総合評価 50/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%
この本について
走っていると、フォームを直したい気持ちはあるのに、どこをどう変えればいいのか分からないまま、結局いつもの走りに戻ってしまう…そんなモヤモヤを抱えることってありますよね。年齢を重ねると記録が落ちていく理由も、努力でどこまで変えられるのかも、正直つかみにくいままです。 この本は、そういう“自分の走りのどこがボトルネックなのか”を、感覚ではなく具体的な数字や動きで理解したい人に刺さる内容でした。 読んでいて特に腑に落ちたのは、トップランナーが「つま先着地だから速い」みたいな単純な話ではなく、衝撃の抜け方や上下動の少なさまで含めて、体への負担とエネルギー消費を細かく積み上げているという点です。着地一つとっても、自由度や衝撃の差が40kg単位で変わると知ると、自分のフォームを改めて観察するきっかけになるはずです。 また、加齢で落ちていくのは筋力よりも心肺機能で、その低下幅は努力次第で変えられるという話も現実的でした。東アフリカ勢のトレーニングを“才能”で片づけないで、標高の使い分けやスピード練習など、再現できる部分は意外とある。読んでいるうちに、自分の限界を数字任せにしすぎていたことに気づかされます。 走りの感覚に頼りすぎず、もう少し科学的に自分の体と向き合いたい人に。自分の「なんとなく」の壁がどこにあるのか、少し見えてくる一冊でした。
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