
勉強の価値 (幻冬舎新書)
森博嗣
幻冬舎 / 2020-11
累計読者数35
平均ハイライト数 18.2件/人
推定読了時間 約4時間47分
star総合評価 67/100
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この本について
勉強って、やらなきゃと思うほど気が重くなるし、そもそも「何のためにやってるんだっけ」と立ち止まることが多いですよね。大人になるほど、答え合わせのための勉強では続かなくなるし、誰かの基準に合わせて走っている感覚に疲れてしまうこともあると思います。僕自身、手を動かす前に目的を見失ってモヤモヤするタイプなので、この本の言葉はいくつも刺さりました。 森博嗣さんが書く「学ぶとは、自分が何をしたいのかを知るための行為」という視点は、努力の方向が見えなくなる時の小さな灯りになります。特に、すぐ答えを求めず「わからない時間に踏みとどまること」や、何かを始めるときに「しばらく誰にも言わずに続けてみる」という提案は、日常の行動レベルで効いてきます。誰かに評価されるための勉強ではなく、自分の思考をつくるための営みとして捉え直せるのが、この本の強さだと感じました。 自分のペースで考えたい人、自分の中から楽しみを育てたい人には、特にしっくりくると思います。勉強を好きになる必要はないけれど、「なぜ続けるのか」を言葉にできるようになる。そんな手触りのある本です。
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出版社による紹介
勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。が、現在(正確には21歳から)は人は基本的に勉強すべきだと考える。それは何故か?人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、本書で開陳する。
読んだ内容を、もう忘れない。
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