
「超」勉強力
中野 信子 and 山口 真由
President Inc / 2020-05-22
この本について
勉強しなきゃと思っているのに、いざ本を開くと内容が頭に入らなかったり、そもそも何をどう学べばいいのか分からなかったり。そんなモヤモヤ、けっこう長いこと引きずっていました。頑張りたい気持ちだけ先走って、実際の行動が続かないあの感じです。 この本を読んでまず救われたのは、「理解しようとしてつまずくくらいなら、まずは流して読めばいい」という考え方でした。1行ずつ追わなくていいし、漢字だけ拾うくらいの雑さで始めていい。こういう“入口をゆるくする工夫”があるだけで、勉強のハードルが一気に下がります。さらに、どんな分野でも物語として読むという視点は、覚えることが苦手な自分にはかなり効きました。流れとして頭に入ってくるので、無理に詰め込んでいる感覚がなくなるんですよね。 もうひとつ刺さったのは、「興味のないことは覚えられない」という、ある意味で当たり前の事実をちゃんと認めてくれる姿勢です。努力は裏切らないと語りつつも、得意なことを伸ばすほうが自然だし、自分のバランスの悪さごと受け入れていい。そう言われると、いまの自分の学び方やキャリアの選び方に、もう少し正直になってもいい気がしてきます。 勉強を「やらなきゃ」ではなく「自分ごと」として捉え直したい人に向いている本だと思います。いまのやり方に違和感があるけれど、何を変えればいいか分からない、そんなときにそっと背中を押してくれました。
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