
自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)
森博嗣
集英社 / 2009-11-22
累計読者数24
平均ハイライト数 28件/人
推定読了時間 約1時間53分
star総合評価 75/100
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この本について
忙しさに振り回されているときって、「なんでこんなに自由がないんだろう」とふと立ち止まりたくなりますよね。周りの期待や空気を読んだ判断ばかりして、気づけば自分の基準がどこにあるのか見失う。自由ってもっと軽やかなものだと思っていたのに、実際はどう選べばいいか分からない。その感覚、けっこう多いんじゃないでしょうか。 森博嗣さんの『自由をつくる 自在に生きる』は、そういうモヤモヤを「思想」ではなく「現実の行動レベル」にまで落としてくれる本でした。たとえば、忙しさに飲み込まれないために、まず自分の時間の使い方を疑うこと。言葉にして外に出すことで、自分の思い込みをほぐすこと。そして、常識よりも自分の合理を選ぶという視点の持ち方。どれも劇的ではないんですが、日常の選択を少しずつ変えてくれる実感があります。 読みながら、自由って「達成」じゃなくて「近づいていく過程の手応え」なんだな、と思いました。計画を立てて進んで、ズレたら修正する。その往復ができているとき、人は勝手に前向きになれる。誰かに反対されても、ちゃんと仕事をこなしながら自分の意見を積み上げる姿勢もそうで、派手さのない自由の取り戻し方がたくさん語られています。 周りに合わせすぎて息苦しい人、自分の判断軸を取り戻したい人には特に刺さる本だと思います。自由って結局、自分で磨いていくしかないんだな、と静かに納得させられました。
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出版社による紹介
自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること――これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。真の意味で自由を知り、自由に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。よしもとばななさん推薦本!【目次】まえがき――「自由」に対する誤解/1章 人生の目的は自由の獲得である/2章 他者からの支配、社会からの支配/3章 身近に忍び寄る支配/4章 支配に対するレジスタンス/5章 やっかいなのは自分による支配/あとがき
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