
全ビジネスパーソンのための 分かりやすい「法人税法」の教科書
木山 泰嗣
累計読者数7
平均ハイライト数 2.4件/人
推定読了時間 約8時間4分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 19%
この本について
仕事で税金の話が出てくるたびに、「結局これってどういう理屈で決まってるんだっけ…?」と手が止まることがよくあります。特に法人税まわりは、赤字でも税金が発生する場面があったりして、知識がつぎはぎのままだと混乱しがちですよね。僕も同じところでつまずいていました。 この本は、そのモヤモヤをほどく道筋がはっきりしていて、読んでいて「そういう仕組みだったのか」と腹落ちする瞬間が多かったです。たとえば、読者の方が保存していたように「外形標準課税は所得ではなく外形に課す」という説明がすっと入ってくるおかげで、赤字でも税負担が生まれる理由がようやく腑に落ちました。また、所得税と法人税の関係を“個人の事業所得の法人版”と捉える視点は、複雑に見える制度のつながりを整理する助けになりました。応能課税と応益課税という対比も、これまで曖昧だった地方税の立てつけを現実的に理解するきっかけになります。 専門用語だらけの世界を無理に攻略しようとせず、「まず何がどう課税されているのか」を地面に足をつけて理解したい人に向いている本だと思います。数字に強くなりたいというより、“判断の前提で迷いたくない人”にちょうどいい一冊でした。
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