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富裕層のバレない脱税 「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで (NHK出版新書)

富裕層のバレない脱税 「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで (NHK出版新書)

佐藤 弘幸

NHK出版 / 201709

累計読者数4
平均ハイライト数 7.8件/人
star総合評価 55/100
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この本について

お金まわりの話って、知れば知るほど「自分だけ何も分かってないんじゃ…」という不安が出てきますよね。特に、海外法人や税率の違いみたいな話は、興味はあっても実態が見えず、結局“なんとなく怖い”で終わってしまいがちです。僕もずっと同じでした。 この本が面白いのは、刺激的なテーマを扱いつつも、現実にどんな仕組みがあって、どこが合法でどこからアウトなのかを、余計な演出なしで淡々と説明してくれるところです。読者が保存した抜粋を見ると、ラブアン法人の税率やマレーシアの居住制度、宗教法人の課税範囲、反面調査の実務、推計課税の判断、匿名組合を使った利益圧縮の構造など、「具体的にどう回っているか」を知りたい人ほど刺さっているのが分かります。実際、読んでみると“抜け道の紹介”ではなく、“税務の現場でどう判断されているか”の理解が進むので、変な誤解をせずに済むのがありがたいポイントでした。 僕自身、海外税制の数字だけを見て妄想が膨らんでしまうタイプだったんですが、この本を読むと、「そもそも国内外の税務はどう線引きされているのか」「税務当局が何を見ているのか」という足元から整う感じがあります。無知のまま怖がるより、全体像を知ったうえで自分の判断基準を持てるほうがずっと楽になりますね。 海外移住や法人設立を夢見て検索だけして終わっている人、あるいは税務の“噂話”に振り回されがちな人には特に刺さると思います。知ったところで急に行動が変わる本ではないけれど、判断を誤らないための土台が手に入る一冊でした。

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