
ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!
斉藤淳
ダイヤモンド社 / 2017-12-06
この本について
子どもの英語にどう向き合えばいいのか、正直よく分からないまま手を動かしてしまうことってありますよね。ローマ字から入るべきか、文法ドリルをやらせるべきか、そもそも親が英語を得意じゃないと詰むんじゃないか…と、あれこれ考えてはモヤモヤする。僕自身も「これでいいのかな」と迷い続けてきました。 この本を読んで少し肩の力が抜けたのは、子どもの“好き”に寄り添うことが学びの核になる、という当たり前だけど抜け落ちがちな視点を丁寧に言語化してくれていたからです。例えば、関心のあるコンテンツなら、分からない単語があっても背景知識を手がかりに自分で推測して進んでいけること。アニメでもゲーム実況でも、入り口はなんでもよくて、そこで子どもが夢中になれるかが勝負なんだと腑に落ちました。また、動画シャドーイングのように「目・耳・口」を同時に使う学び方が、机の上の勉強よりずっと効率的だという指摘も、実際の子どもの様子を思い返すと納得しかないところです。 そして地味に刺さったのが、親が学ぶ姿勢を見せることそのものが、子どもの知的な伸びにつながるという話。書斎にこもるのではなく、リビングで自分の本を広げておく。これなら今日からでもできるし、英語以前に「学ぶ雰囲気」を家でつくることの意味を改めて感じました。 「英語を“教える”のが苦手で不安な人」ほど救われる本だと思います。親が完璧じゃなくていいし、子どもの興味や集中力のスイッチをどう味方にするかに目を向ければいい。そんなふうに思わせてくれる一冊でした。
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