
走れ!マンガ家ひぃこらサブスリー
みやす のんき
実業之日本社 / 2015-12-25
この本について
走っていると、頑張っているはずなのにスピードが伸びなかったり、上り坂でフォームが崩れて息が上がったり、「自分だけ何か根本を間違えているのでは…」という不安がつきまといます。僕も同じで、筋トレも距離走もやっているのに結果が噛み合わない時期が長かったんですが、この本を読んでようやく原因の輪郭が見えました。 特に刺さったのは、上り坂や下り坂での着地位置のズレが、無意識にブレーキになっていたという話です。着地を“遅らせる”とか、骨盤の前後の動きを“平地に戻ってから入れる”といった微調整は、読んだ翌日すぐ試せるのに体感がはっきり出ます。さらに、足首や膝を固めてしまう癖がある人ほど、ソールが減らない=反力をもらえていないという指摘も、図星すぎてちょっと笑いました。筋肉で押し切ろうとする走りが苦しくなる理由も、実験しながら読むと納得できます。 また、スピード練習の前に流しを入れておくとか、片足ケンケンやスクワットジャンプで弾性を育てるなど、練習の“つなぎ方”が丁寧に書かれているのもありがたくて、ただ距離を踏むだけのジョグから少し抜け出せました。大転子を固めずに回す意識も、意外と普段忘れていた部分で、フォームの余計な力みが減っていく感覚があります。 フォームや感覚の「微ズレ」を抱えたまま走っている気がする人に、とても刺さる本です。自分の走りのどこを触ればいいか迷っている時の、手がかりになると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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