
マラソン腕振り革命
みやす のんき
実業之日本社 / 2021-03-01
この本について
ランニングって、走っているうちに「なんで今日はこんなに体が重いんだろう」とか「腕振りって結局どうしたら正解なの」とか、細かいところで迷いが出てきませんか。僕もフォーム動画ばかり見て、結局よく分からないまま走っていた時期が長かったです。そんなときにこの本を読むと、抽象的な“いいフォーム”ではなく、今どこを意識すれば体が変わるのかが、けっこう具体的に見えてきます。 たとえば胸と腰をほんの少し前に出すだけで、重心の乗り方が変わること。第一頸椎と仙骨でつくった軸を距骨に乗せる感覚が分かると、腕振りの無駄な力みがスッと抜けること。加速局面と等速局面で腕振りの役割がまったく違うから、長距離ではむしろ“コンパクトでいい”という割り切りが生まれること。どれも、実際に走っている最中の具体的な動きとつながっていて、試すと小さな変化がその場で返ってきます。 個人的に救われたのは、「肩の力を抜いて軸にゆらぎを持たせる」とか、「振り戻しで脛が一瞬垂直になるタイミングがスイートスポット」みたいに、体の内部感覚と外側の動きがセットで語られているところです。自分のフォームって結局“自分にしか分からない”部分が多いので、こういう具体的な手がかりはありがたいなと感じました。 フォームを根性論じゃなく、観察と調整で変えたい人。特に「腕振りがしっくりこないけど、どこを直せばいいか分からない」というタイプには静かに刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
読書の順序
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