
脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖 人生が変わる一週間断糖プログラム (講談社+α新書)
麻生れいみ
この本について
最近、食後にやけに眠くなったり、夕方に集中力が落ちたりして、「なんとなく体が重い」のに理由がつかめないまま過ごしてしまうことってありませんか。運動もそこそこしているのに変化が出ないと、余計にモヤモヤが残ります。僕もずっと「生活習慣のどこを直せばいいのか」わからないまま、同じことを繰り返していました。 この本が面白いのは、気合いではなく“血糖の上下”という、かなり具体的な視点で体の不調にアプローチしてくれるところです。例えば、野菜を先に食べるだけで後の糖質吸収がゆるやかになって、あのジェットコースターみたいな血糖値の乱高下を防げること。あるいは、タンパク質を体重×1.2〜1.6の量だけ意識してとると、筋肉とミトコンドリアの働きが整って、体が勝手に動きやすくなること。こういう「今日からできる動き方」を丁寧に示してくれるので、読んで終わりになりません。 そして一番刺さったのは、一週間だけ糖質を抜いて“体の回路を一度リセットする”という考え方です。極端なストイックさを強いるのではなく、期限を切ったうえで体の反応を見る。これなら現実的に試せそうだと思えました。糖質を抜くと聞くと怖そうですが、肉や魚、卵、油をしっかりとる前提なので、空腹でフラフラするような方法ではありません。 日々の不調の正体がぼんやりしている人、なんとなく食生活を変えたいけれど入口がわからない人には特に刺さる一冊だと思います。無理なく続けられる工夫が多いので、「体に合うかどうか確かめる」という気持ちで読むのがちょうどいい距離感でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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