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京大医学部で教える合理的思考 (日本経済新聞出版)

京大医学部で教える合理的思考 (日本経済新聞出版)

中山健夫

日本経済新聞出版社 / 2015-09-01

累計読者数4
平均ハイライト数 37.8件/人
推定読了時間 約4時間41分
star総合評価 75/100
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この本について

仕事でも生活でも、「判断しなきゃいけないのに、情報が白黒つかないまま放り出される瞬間」があります。エビデンスを調べても結論が揃わないし、ネットの意見は極端に割れている。気づくと、自分の判断基準そのものがぐらついてくるんですよね。僕自身、このモヤモヤをずっと抱えていました。 この本が面白いのは、「不確実なまま決める」ための視点をとても現実的に扱っているところです。たとえば、エビデンスが揃っていない状況でも、完全に立ち止まらず“やってもいい”と判断する医療現場の考え方。あるいは、数字の見せ方ひとつで医師すら意思決定が変わってしまうというフレーム効果の話。さらに、真の目的からずれる「代理のエンドポイント」に引っ張られないよう、何を見て行動を決めるのかという姿勢。このあたりが、日常の判断にも意外なほど応用できました。 結局、僕たちは灰色の情報から白黒の行動にジャンプするしかありません。そのときに、自分がどんな偏りに影響されているのか、どれくらい確からしい前提に立っているのかを丁寧に見直すことで、不安がほんの少し減る。そんな実感をくれる一冊でした。 「正解のない状況で、一歩を踏み出す判断力を整えたい人」に静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

まずは「根拠」に当たる習慣を身につけよ。「原因はただ一つ」とは限らない。迷ったときは「比較」で考えよ。数字は必ず「分母」をみよ―。情報をどう判断し、何を信じ、何を疑うべきか。科学的・論理的に判断するとはどういうことなのか?EBM(根拠に基づく医療)研究の最前線にいる京大医学部教授が、「合理的に考える」技術を伝授。文系人間必読!
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