
超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条 (早川書房)
フィリップ E テトロック, ダン ガードナー, and 土方 奈美
累計読者数14
平均ハイライト数 27.3件/人
star総合評価 71/100
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この本について
仕事で判断を迫られるとき、どうしても「自分の勘」や「一度立てた見立て」に引っ張られてしまうことがありますよね。あとから振り返ってみると、理由づけはそれらしく整っているのに、実際は思い込みに乗っていただけだった…という苦い経験、僕も何度もあります。 この本が役に立つのは、そうした“判断の迷い”を正面から扱ってくれるところです。たとえば、集合知も「誰を集めるか」で質がまったく変わるという指摘は、会議での意見集めの姿勢をほんの少し変えるだけで結果が動くことを教えてくれます。また、結果の良し悪しと判断の良し悪しを混同しないという視点は、プロジェクトの振り返りをするときに、原因を取り違えずにすむ土台になります。さらに、外側の視点から始める理由や、アンカリングの避け方が丁寧に示されていて、「ひとつの説明に飛びついていないか」を自分で確認しやすくなります。 読んでみて感じたのは、優れた予測って派手な直感ではなく、地道な自己批判や測定の積み重ねから生まれるということでした。努力がいるけれど、そのぶん再現性がある。曖昧なまま判断して後悔しがちな人にとっては、かなり実用的な“現実的な武器”になると思います。 特に、仕事で決断に悩みがちな人、あるいは自分の見立てを一度疑う習慣をつくりたい人に刺さる本です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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