
米中もし戦わば 戦争の地政学 (文春e-book)
ピーター・ナヴァロ, 赤根洋子, and 飯田将史
文藝春秋 / 2019-04-10
累計読者数8
平均ハイライト数 5.8件/人
推定読了時間 約6時間10分
star総合評価 51/100
boltライト読書型
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この本について
国際ニュースを見ていても、「結局いまアジアはどれくらい危ないのか」「アメリカと中国の力関係って、実際どうなっているのか」といった感覚的なモヤモヤがなかなか消えません。専門家の言い回しだけ追いかけても、どう判断していいのか分からないまま時間だけが過ぎていく。僕自身もそんな状態でした。 この本は、米中対立を煽るというより、アジアの安全保障を“現実の制約”から理解し直すための材料を淡々と積み上げてくれる一冊でした。特に、同じ1ドルでも軍事費の「効き方」が国によって違うこと、アメリカの距離的ハンデが戦略判断そのものに影響していること、中国がアメリカを正面で打ち負かすよりも“リスクを割に合わなくさせる”方向に全力を注いでいることなど、ニュースでは見えない構造が具体的に描かれます。読んでいると、アジアの緊張がどこから生まれているのかを地理や兵站レベルまで引き戻して考えられるようになります。 いまの世界が不透明に見える人ほど、判断基準を一度ここまで下げてみる価値があるはずです。特に「台湾や第一列島線の話題が出ると急に理解が追いつかなくなる」という人には刺さる本だと思います。抽象的な脅威ではなく、なぜ国同士の警戒が高まるのか、その根拠を自分の中で整理できるようになります。
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出版社による紹介
「トランプ政権の教科書」と言われた衝撃の書が文庫化! 米中貿易戦争を仕掛けた異色の大統領補佐官が説く、米中軍事衝突の可能性。トランプの対中戦略の狙いは、全てこの本から読み取れる。 解説・飯田将史
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