
日本の軍事的欠点を敢えて示そう (かや書房)
江崎道朗
かや書房 / 2023-01-27
この本について
最近、ニュースを見ても「日本って本当に今のままで大丈夫なんだろうか…」とぼんやり不安だけが積み上がっていく感じがありました。自衛隊のことも、同盟のことも、台湾情勢も耳には入るのに、自分の中で全体像がつかめない。そのモヤモヤを放置したまま日常に戻ってしまう、という人は少なくないと思います。 この本は、そんな漠然とした不安に対して、いきなり勇ましい話をするのではなく、「なぜ状況がわかりづらいのか」という根っこの部分を丁寧に整理してくれます。たとえば、日本の安全保障文書と実際の脅威認識がズレていたことや、米国がどんな前提で戦略を作っているのかを具体的な文書で示していくので、点として聞いていた情報が線になっていく感覚がありました。また、台湾有事と尖閣の関係、憲法解釈の運用の変遷といった、日頃なんとなく「重要そう」と思いながら避けていたテーマも、過度に専門的にならず現実的な温度で語られています。 読み終えるころには、「だから日本の戦略が見えにくいのか」と腹落ちし、ニュースを見る目線が少し変わります。決して怖がらせる本ではなく、状況を自分の頭で整理したい人向けの一冊です。特に、国際情勢を追っているのにどこかピースが埋まらないと感じている人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの39%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 (幻冬舎新書)
峯村健司, 小泉悠, 鈴木一人, 村野将, 小野田治, and 細谷雄一

日本がダメだと思っている人へ
江崎道朗 and 田北真樹子

自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)
岩田清文, 武居智久, 尾上定正, and 兼原信克

第三次世界大戦 日本はこうなる (SB新書)
池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ

知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた (講談社現代新書)
矢部宏治
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要
