
デンジャー・ゾーン 迫る中国との衝突
ハル・ブランズ, マイケル・ベックリー, and 奥山真司
飛鳥新社 / 2023-01-31
累計読者数7
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推定読了時間 約4時間53分
star総合評価 78/100
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この本について
最近、ニュースを見るたびに「結局いま世界はどこへ向かっているんだろう…」と考え込んでしまうことが多いです。特に中国やアメリカの動きが絡むと、表向きの論評だけでは全体像がつかめず、判断の軸がぼやけたままになりがちでした。 『デンジャー・ゾーン』は、そのモヤモヤに少し輪郭を与えてくれる本でした。たとえば「良い政府とは何を基準に語れるのか」という基本から、「中国がどんなロジックで行動しているのか」「アメリカが何を優先せざるを得ないのか」といった視点まで、現実の力学と結びつけて描いてくれます。中国の指導層がゼロサム的な倫理観に陥る理由や、台湾有事が“一発勝負”で終わらないかもしれないという描写など、日々のニュースでは見えにくい“動機”と“構造”を整理するきっかけになりました。自分の中で「いまの緊張は偶発的というより、積み上がった必然の結果なんだな」と腑に落ちる感じがあります。 大げさに未来を断言する本ではなく、むしろこちら側に「どう考える?」と問いかけてくる距離感です。国際ニュースの理解を現実の行動や判断に少しでもつなげたい人には特に刺さると思います。
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出版社による紹介
早まる台湾有事を警告した2022年8月刊の話題書、第一人者による邦訳完成! ・2020年代が米中新冷戦の最も危険な時期(デンジャー・ゾーン)で、台湾侵攻の最悪の事態に備えるよう説き、ワシントンに衝撃を与えた。 ・経済減速と戦略的包囲網に直面する中国共産党にとり、時間が味方だった環境は急速に変わりつつある。 ・「チャンスの窓」が閉じる前に行動しないと間に合わない、という焦りと誘惑。国力のピークを迎えて将来の手詰まりを自覚した大国が最も攻撃的になる「ピーキングパワー」の罠。 ・ピークに達した中国に先んじるために、日米はさらに多くのことをさらに素早く行う必要がある。その具体的な内容を完全解説! ・デンジャー・ゾーンの「最初の短距離走の10年間で素早く大胆な政策を打っておかないと、その後の(米中冷戦での)長期戦の構造が決まってしまう」(訳者あとがきより) ・台湾有事で大きな被害を受ける日本は「デンジャー・ゾーンの脅威を、アメリカ以上に深刻に受け止めている。日本は21世紀において、ワシントンが最も頼りにする『20世紀のイギリス』のような同盟国になろうとしているのだ」(原著者まえがきより) ・「トゥキディデスの罠」「100年マラソン」よりも、危機はずっと早く来る。 ベストセラー『米中もし戦わば』(ナヴァロ)『China2049』(ピルズベリー)『米中開戦前夜』(アリソン)を越える衝撃作!
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