
日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 (PHP新書)
中西 輝政
PHP研究所 / 2016-12-15
累計読者数5
平均ハイライト数 5件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 48/100
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この本について
国際情勢のニュースを追っていても、どこまで自分ごととして考えればいいのか、正直わからないまま流してしまうことが多いと思います。アメリカと中国の関係も、グローバル化の揺り戻しも、どこか遠い話に見える。でも心のどこかで、「このまま日本は大丈夫なんだろうか」という落ち着かない感じだけは残るんですよね。 この本は、その漠然とした不安を直接あおるわけではなく、いま世界がどう変わっていて、日本が何を失いかけているのかを“筋道で”見せてくれます。特に、世界が理念ではなく利害で動く時代に入り、日本が自立の方向へ舵を切らざるを得ない理由が、過去の歴史や各国の行動原理を踏まえて語られる部分は、自分の思考の癖を一度リセットしてくれる感じがありました。また、拙速よりも「潮時を読む」ことの重要性や、国際社会で信用を積み上げるとはどういうことか、といった地に足のついた視点は、日常の判断や仕事での交渉ごとにも意外とつながってきます。 派手な未来予測というより、混乱の時代にどうものを考えればいいのかの“基準”を持ちたい人に向いている本です。国際情勢に詳しくなくても、世界の空気の変わり方にうっすら不安を感じている人には、静かに効いてくる内容だと思います。
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増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?――日本人が知らない本当の世界経済の授業
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
「トランプ、プーチン、習近平」の三人が勢揃いした世界が、日本にとってもはや安泰な世界であろうはずはない。トランプ大統領の誕生と「孤立主義化」するアメリカ。覇権主義的動きを強めるロシアのプーチンと中国の習近平。激震し、分裂に向けて動くかのごときEU。「地獄のオセロゲーム」と化すアジア……。いま、誰の眼にもわかる形で、世界は激しく音を立てて崩れ、明らかにこれまでの秩序は後戻りすることのない大変動を始めた。これから世界で何が起きるのか。そして、そのなかで日本はどうすべきなのか。大きな流れを見通すならば、すべての構図は「グローバリズムの終焉」とそれに伴う「アンチ・グローバリズム」「オールド・グローバリズム」「ネオ・グローバリズム」という三勢力の相克から読み解ける。いま直面する「危機」を考えるとき、もはや日本は「普遍的価値」も捨てるときは捨て、自らの生存を最優先に考えねばならぬ——日本人の覚悟を問う、刮目の書。 ●第一章 トランプのアメリカで世界に何が起きるか ●第二章 日露“北方領土”交渉と売国の危機 ●第三章 介入か孤立か——パックス・アメリカーナの行方 ●第四章 「グローバリズムの限界」に直面し流動化する世界 ●第五章 「地獄のオセロゲーム」化するアジア ●第六章 これから十年、日本はどうすべきか 【PHP研究所】
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