
情報分析力
小泉悠
東京堂出版 / 2024-11
累計読者数64
平均ハイライト数 16.9件/人
star総合評価 64/100
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check_circle推定完走率 33%
この本について
仕事で情報を集めても、「結局どう判断すればいいんだろう」とか「集めたはいいけど頭の中が散らかったまま…」ということ、けっこうありませんか。僕もニュースや資料を追いかけながら、意図を読み違えて空回りしたり、情報量に飲まれて思考停止したりしていました。 この本が効いたのは、意図の推測に振り回されがちな自分をいったん止めて、「まず能力を見る」という外形的な基準を置けるようになったことです。曖昧な気配ではなく、起こりうる上限を把握しにいく感じです。また、集めた情報を文章にしてみると、理解の穴がぽろぽろ露呈するという指摘もかなり実感がありました。書くことで自分の処理装置そのものが鍛えられる、という感覚に近いです。そして、OSINTを軸にしつつ、コア情報だけは徹底して追い続ける姿勢が、「どこまで深掘りしたら納得できるか」という判断のガイドになりました。 特に、情報を仕事に使いたいのに「何を分かっているべきか」の問いが立たない人には刺さると思います。分析のためのメソッドというより、迷いながら判断していくための足場をつくってくれる本でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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出版社による紹介
プロはどう集め、読み、アウトプットするのか? 溢れる偽情報時代、情報に溺れないための「分析装置」の作り方とは? 問題は「情報がない」ではなく、「情報を分析するやり方」にあった! 情報の取り方、分析の基本、情報分析のための文章術...... ビジネスパーソンから学生まで ロシアの軍事・安全保障専門の著者による情報分析力入門講義 + + + + + + + + + + + + ■著者「はじめに」より 現代は情報に関するコストが人類史上で最も低下した時代と言えるでしょう。 情報は誰にでも、いくらでも入ってくるのだけれども、その処理装置を持つのは簡単ではない。 これは現代の世界が抱える大きな問題ですし、本書ではこのギャップをなるべく 縮めることを試みてみたいと思っています。 + + + + + + + + + + + + ■目次より 第1章ロシアのウクライナ侵略はどう分析されたか?――溢れる偽情報といかに向き合うか 第2章情報分析で大事なスタンス――「情報」とは何か 第3章情報を取る――どのように定点観測するか 第4章集めた情報を分析する――「位置」を描き、具体論で語る 第5章情報をまとめる――情報分析のための文章術 第6章情報分析で陥りやすい罠――「予断」と「偏り」の中で 終章不確実な時代の情報分析 + + + + + + + + + + + +
目次
「ロシア」とはどこまでか 「主権」と「勢力圏」 「占領」の風景 ロシアの「勢力圏」とウクライナ危機 砂漠の赤い星 北方領土をめぐる日米中露の四角形 新たな地政的正面北極
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