
NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク
ユヴァル・ノア・ハラリ and 柴田裕之
河出書房新社 / 202503
累計読者数116
平均ハイライト数 33件/人
star総合評価 77/100
start序盤集中型
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この本について
最近、ニュースを見てもSNSを開いても、「本当のところはどうなんだろう…」と立ち止まることが増えました。情報が多いのに、判断のよりどころが見つからない感覚。自分の考えが揺さぶられるたびに、ちょっと疲れてしまうんですよね。 『NEXUS』を読んで面白かったのは、今の混乱を「情報」や「物語」の歴史として捉え直せたことでした。たとえば、人間の力は個人じゃなくて協力から生まれてきたこと。大きな集団がまとまるとき、事実そのものより“共有される物語”が決定的だったこと。そして、真実が表に出るには、結局どこかに信頼できるキュレーションの仕組みが必要だという視点。このあたりが、自分が感じていたモヤモヤの形を言語化してくれました。 読みながら、「情報があふれる時代に、何を基準に判断すればいいのか」という長年の問いに、少しだけ輪郭が見えてきます。物語に巻き込まれやすい自分を責めるのではなく、そもそも人類はそうやって協力してきた、と俯瞰できるのは救いでもありました。 社会や組織との距離感に悩む人、情報に振り回されがちな人には静かに刺さる本だと思います。
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目次
人間のネットワーク
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