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サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福 (河出文庫)

サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福 (河出文庫)

ユヴァル・ノア・ハラリ and 柴田裕之

河出書房新社 / 2023-11-03

累計読者数66
平均ハイライト数 29.3件/人
推定読了時間 約4時間31分
star総合評価 73/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

仕事でも私生活でも、みんな同じ現実を見ているはずなのに話が噛み合わないことってありませんか。自分の常識がほかの人には通じず、「なんでこうなるんだろう」とモヤモヤするあの感じです。私もよくあります。何か大きな前提を見落としている気がして、この本を読み直しました。 『サピエンス全史』が効くのは、人間が「客観的な現実」と「想像で作った現実」を同時に生きている、という視点をくれるところでした。国や会社やお金まで、実体はないのに、私たちはそれを信じるから動ける。抜粋にもあるように、歴史は「どうやって大人数に同じ物語を信じてもらうか」で展開してきたと考えると、日々の職場の空気や組織のルールの見え方が少し変わります。 もうひとつ刺さったのは、人類の進化の「代償」の話です。生まれたばかりの赤ん坊が何もできず、長い時間をかけて育てられる存在なのは欠点ではなく、人類が協力せざるを得ない仕組みでもある。つまり、私たちは元々「一人で完結できない前提」で設計されている。無理に強くあろうとするよりも、助け合いを前提に動く方が自然なんだと、肩の力が抜けました。 世界の成り立ちを大きく捉えつつ、自分の身のまわりの小さな悩みがどこにつながっているのかを知りたい人に向いている本だと思います。自分の立っている場所が少しだけ広がる感覚がありました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!
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