
世界の一流は「休日」に何をしているのか
越川慎司
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-11-01
この本について
平日の後半になると、頭の片隅で「このまま週末に突入して大丈夫かな…」とモヤモヤしてしまうことがあります。金曜の夕方にラストスパートをかけてしまったり、休日に入っても仕事が抜けきらなかったり。休んでいるはずなのに、エネルギーの回復どころか別の疲れが積み上がる感じ、僕もずっと抱えていました。 この本が面白いのは、「休日は休む時間」という前提を一度外して、どうやって“回復できる休日”をつくるかを、かなり具体的に示してくれるところです。たとえば、金曜の午後3時に翌週のタスクを整理するという習慣は、休日に余計な心配を持ち込まないための小さな工夫ですが、実際にやってみると気持ちの軽さがまったく違います。また、土曜をチャレンジデー・日曜をリフレッシュデーと分ける考え方は、行動のメリハリがついて「なんとなく過ぎた週末」が減っていくのを実感しました。さらに、疲れてから休むのではなく疲れる前に休むという温存戦略は、無理を美徳にしがちな働き方を少しずつ書き換えてくれます。 結局のところ、休日をどう過ごすかは仕事の質にもそのまま返ってきます。仕事と私生活を対立で捉えず、うまく循環させたいと思っている人には特に刺さるはずです。僕自身、まだ理想通りにはいきませんが、金曜の夕方にスイッチを切る意識だけでも週末の回復度が変わりました。日々のバタつきを少しでも整えたい人に手に取ってほしい一冊です。
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