
科学的に正しいずるい資料作成術
越川慎司
この本について
資料づくりって、相手に伝えるために頑張ってるはずなのに、いざ提出すると「で、結局どうしたいの?」と言われて崩れ落ちること、僕も何度もありました。文字を詰め込めば安心するけど、相手は全然読んでくれないし、急な提案依頼にはスピード感だけ求められて、何が正解なのか分からなくなるんですよね。 この本は、そういう“迷いどころ”に実務レベルで効いてくるタイプでした。たとえば、相手が「問題回避型」なのか「目的達成型」なのかで、刺さる資料の作り方がまるっと変わるところ。言われてみれば当然なのに、実際の資料でそこまで意識できていなかった自分に気づきました。あとは、画像をどこで置くと相手の感情が動くのか、3色以内やアクセント5%といったルールがどんな心理に基づいているのかも“理由つき”で理解できるので、単なる作法ではなく再現しやすい。さらに、最後のスライドで相手視点の行動を書いておくと人が動きやすい、という調査結果もかなり現場寄りで納得感があります。 仕事で「伝えたつもり」と「相手が動く」の間にギャップを抱えている人には特に刺さると思います。僕自身、この本を読んでからは、資料を作る前に“相手は何を失いたくないのか/どうなりたいのか”を一度立ち止まって考える癖がつきました。正直、派手なテクニック本というより、迷いやすいポイントを現実的に整えてくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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