
コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前
西原 亮
この本について
仕事をしていると、「この作業って本当に必要なんだっけ?」とか「会議に出てるのに、終わった後も何も前に進んでいない…」みたいなモヤモヤってありますよね。自分もずっと抱えていて、なんとなく効率が悪い気がするのに、どこをどう直せばいいのかが分からないまま流されていました。 この本が刺さったのは、“当たり前に見えるけど実際は誰もできていないこと”を、ちゃんと行動レベルまで落としてくれているところです。例えば、上司からのフィードバックを「書いて、改善点も書いて、確認してもらう」というだけで、曖昧さが消えて再現性が生まれること。会議でも、最初にゴールを読み上げて全員に「ズレがないか」を確認するだけで、議論迷子にならなくなること。そして、やるべきタスクを「考える作業」「探す作業」「ただやる作業」に分けることで、シングルタスクが一気に回り出すこと。どれも小さな工夫なのに、試すと確かに仕事のつっかえが取れていきます。 読んでいて思ったのは、著者がすごい技術を語っているわけではなく、「プロとして曖昧さに蓋をしない」姿勢をどう仕組みに落とすかを見せてくれている点です。理解していないのに「そうですね」と言わないとか、「〜らしい」を封じるとか、結局は自分の思考停止と向き合う話。でも、そこで躓いている人って多いはずです。 仕事を「ちゃんと進む状態」にしたいけれど、何から変えればいいか分からない人に特に刺さる一冊だと思います。自分もまだ迷うことばかりですが、こういう“現実的な工夫”を積み上げることなら続けられそうだと感じました。
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