
コンサル一年目が学ぶこと【デスクワーク術編】【電子書籍限定】 コンサル一年目が学ぶこと【分冊版】
大石哲之
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2014-07-30
この本について
仕事のスピードを上げたいのに、気付けばパワポの微調整やエクセルの崩れたセルと格闘して終わってしまう日、けっこうありますよね。自分では頑張っているつもりなのに、なぜか前に進んでいる感覚が薄い。僕もそうで、「どこから手をつければいいのか」「何がムダなのか」が見えないまま働いていた時期がありました。 この本を読んで感じたのは、「迷いの原因って、作業の設計ができていないことなんだな」ということでした。たとえば、最終アウトプットを先に骨組みだけ作る“空パック”の考え方は、作業を始める前のモヤモヤを一気に減らしてくれます。どのスライドに何が必要なのかが明確になるので、集めるべき情報が勝手に決まっていく。そして、パワポもエクセルも“どこで時間が溶けやすいか”を前提にした細かい作法が書かれていて、実際に試すとその通りで、変に力技でやっていたところが洗い出されていく感じがあります。 もう一つ効いたのは、「何を切り捨てるか」を自分で判断する視点です。20対80や重点思考の話は聞いたことがあっても、スライドや会議メモのどこにどう適用するかまで書かれている本は多くありません。議事録は“誰がいつまでに何をするか”という証拠に徹する、といった割り切り方も、実務の混乱をかなり防ぎます。 丁寧に働いているのに成果につながりづらいと感じている人、特に「仕事の迷子になりがちだな」と思う人には、かなり刺さると思います。僕自身、作業そのものよりも“判断のコツ”をもらえた本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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