
仕事を上手に圧縮する方法 仕事時間を1/5にして圧倒的な成果を上げたITコンサル流 仕事の基本
江村出
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この本について
会議が終わったあとに「結局あの人は何を言いたかったんだろう」とか、タスクが積み上がっていくのを前にただ焦ってしまうとか、そういう小さなモヤモヤが一日の中にいくつもありますよね。自分もずっとその繰り返しで、仕事の密度ばかり上がって、生産性はむしろ落ちていく…そんな時期が長くありました。 この本が面白いのは、「根性で頑張る」方向ではなく、仕事の構造そのものを整理し直す視点をくれるところです。たとえば、会議直後に少人数で集まって疑問を片づける“ラップアップ”は、手戻りの原因になるモヤモヤをその場で潰すという発想だし、頭の回転を「スター」「ノーマル」「ノコノコ」の3段階に分けて1日の配分を決める方法は、無理なく集中力を守る仕組みとしてかなり現実的です。さらに、スキマ時間を「部分作業の完結」に使うという考え方も、忙しさに流されがちな自分には刺さりました。結局、前に進む人って、こういう小さな積み重ねを侮らないんですよね。 全体として“効率化のテクニック集”というより、「どうすれば迷いながらでも仕事を前に押し出せるか」を丁寧に言語化した一冊です。仕事の段取りにいつも不安が残る人、タスクに追われて思考が散らかりやすい人には特にしっくりくると思います。自分と同じように、働き方の詰まりをほどきたい人には、静かに効く本でした。
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