
授業を研ぐ―飛び込み授業から考える教師の力の磨き方
渡辺 道治
累計読者数4
平均ハイライト数 4.3件/人
star総合評価 47/100
boltライト読書型
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この本について
授業って、準備しているつもりでも当日になって「あれ、子どもたちの反応と全然合わない…」みたいなズレが出ることがありますよね。自分の力不足なのか、場の空気なのか、何が原因なのかうまく言葉にできないまま、次の授業に流されていく感覚。僕自身もずっとそこにモヤモヤしてきました。 この本が面白いのは、授業そのものよりも「授業の前にある授業」への目線をくれるところです。子どもたちの過去の学びと今の学びをどうつなぐかとか、名簿の名前を呼びながら会ったことのない子どもたちを想像して準備する時間とか、いざ飛び込む瞬間に備えて自分のコンディションを整えておくこととか。一見地味だけど、実際には授業の質を決めているのはこういう積み上げなんだよな…としみじみ思わされました。 それに、飛び込み授業を「即興演奏」にたとえているのがすごく腑に落ちました。子どもの反応をOTRとして拾いながら、BSPのような小さな後押しを何度も投げていく。予定調和で進めるより、ハプニングを楽しむ心構えがある方が、むしろ教室は回り始める。これは授業に限らず、初めての場に飛び込む仕事全般にも効く視点だと思います。 新しいクラスや知らない子どもたちの前に立つたびに、気持ちが固くなってしまう人にはとても刺さる一冊です。肩の力を抜きながら、自分の授業を少しずつ「研いでいく」感覚を取り戻したいときに、そっと横で支えてくれる本でした。
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出版社による紹介
飛び込み授業から考える、教師の力の磨き方 わずか45分間で見る者すべてを大きく揺さぶる。 極限まで研ぎ澄まされた飛び込み授業。 その境地から見える「教師の力」とはなにか。 授業論の本は数多あります。そのなかでも、本書は「飛び込み授業」を切り口にした授業論。そこで繰り出される「仕込み」「技」「あり方」などから、普段の授業でも活かせるヒントを解説します。坂本良晶先生が「一斉授業の最高到達点」と表現した飛び込み授業の「具体」と、その「裏側」までを掲載。さらに、見る者すべてを魅了した授業動画付き。 ◎まったく新しい授業論 飛び込み授業を実践する先生はほとんどいません。そんな未知の領域から語る、これまでにない授業論。切り口を変えて授業を見ることで、あなたの授業観が揺さぶられます。 「たった1時間の授業」がもつ大きな可能性を体感できます。 おそらく、私は現在日本中の教師の中で一番飛び込み授業を実施している教師です。 全国各地で飛び込み授業を実施してきた体験の中から得た学びを通して、時代が変わっても変わらず大切な価値として残り続ける「教師の力」とは何かということを、本書を通して解き明かしていきたいと考えています。 ◎一斉授業の最高到達点(坂本良晶氏) 坂本良晶先生が「一斉授業の最高到達点」と表現した飛び込み授業の「具体」を描きます。 ・素材、方向性、発問といった「教材研究」 ・もう一歩の詰めが可能か考える「準備」 ・場づくりや、刹那の対応といった「実施」 について解説します。 さらに、学級を預けた担任の岡川陽介先生の感想や、研究者として松山康成先生の分析も掲載。授業の価値は、「受け手にどのような学びがもたらされたか」の一点に集約されます。その臨場感を味わうことができます。 ◎実際の授業が購入者特典で見ることができる 購入者特典として、当日の実際の授業を動画で見ることができます。 「間の取り方」「刹那の対応」「褒め言葉」「自由思考の時間」といった「子どもとのやりとり」は、動画ならではの内容です。非常に貴重な資料です。 ◎こんな人におすすめ ・トップクラスの授業を知りたい、体感したい先生 ・今行っている授業に限界を感じている先生 ・研究授業の予定がある先生
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