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バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) (言ってはいけない)

バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) (言ってはいけない)

橘玲

新潮社 / 2022-10

累計読者数149
平均ハイライト数 22.8件/人
star総合評価 68/100
start序盤集中型
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この本について

人間関係で説明しづらいモヤモヤってありますよね。職場の会議で急にマウンティングが始まったり、SNSで「正義」を振りかざす人の勢いに気圧されたり、自分でも理由がよくわからない嫉妬に振り回されたり。感情じゃなくて構造で理解できたら楽になるのに、と思う瞬間が僕にもよくあります。 橘玲さんの『バカと無知』は、その「なぜそうなるのか」を、人間の進化や脳のクセから淡々と説明してくれる本でした。例えば、恋人や配偶者の嫉妬がどこから来ているのかとか、ネットで道徳警察が強くなる仕組みとか、記憶そのものが書き換わる前提で人は判断しているとか。読んでいると、相手が変だからではなく「脳がそうできているから」という視点が持てて、妙な怒りや罪悪感が少し落ち着きます。 僕自身は、会議での意思決定が歪む理由の部分がいちばん刺さりました。自尊心が脅かされると判断がむちゃくちゃになる、という指摘は、実際の職場で思い当たることだらけで、対処というより「そういう場では期待しすぎない」という距離のとり方を学んだ感覚があります。 表向きの建前ではなく、人間の“扱いにくさ”の正体を知りたい人に向く本だと思います。自分の行動も他人の行動も、少しゆるく受け止められるようになる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「きれいごと」だけでは生きていけない。「残酷すぎる真実」を指摘し、ベストセラーとなった『言ってはいけない』シリーズ最新作。
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