
生命知能と人工知能 AI時代の脳の使い方・育て方
高橋宏知
講談社 / 2022-01-14
累計読者数3
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推定読了時間 約4時間
star総合評価 71/100
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この本について
最近、「頭を使っているつもりなのに、どこか視野が狭い気がする」とか、「AIが何でも最適化してくれる時代に、自分はどう考えればいいんだろう」と迷うことが多くて、この本を手に取りました。効率よく答えに向かう思考ばかり続けると、評価軸が複数あったり、想定外が起きた瞬間に固まってしまうことがあるんですよね。自分でも心当たりがありすぎました。 この本が面白いのは、脳を“情報処理装置”としてではなく、“情報をつくる装置”として描いているところです。リザバー計算の話や、脳の自発活動をどう読み出すかという視点を知ると、私たちの「考える」がもっと揺らぎやムダの上に成り立っていることが腑に落ちます。効率ではなく、多様性を利用するという考え方に触れると、「最短ルートじゃなくてもいいか」と肩の力が抜ける感じがありました。 さらに、睡眠中に学習内容が再生される話や、意識が“創作”によって形づくられるという部分は、日々のインプットの扱い方を見直すきっかけにもなります。考えることに自信がないというより、“考え方の使い分け”を知らなかっただけかもしれない、と感じました。 効率的なタスク思考だけでは行き詰まりを感じている人に刺さる一冊です。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
これからのAIの時代、私たちの脳(生命知能)とAIの違いを知れば恐れることはない。私たちが豊かで幸せな生活を送るためのヒント満載の「希望の書」。 池谷裕二氏も瞠目。これからの学びの核心がここにある! 「ただの流行に乗った人工知能の本と思うなかれ。知能の本質、脳の本質を鋭く抉る異次元の一冊だ。 『自分』の動作原理に興味のある人は手にとってほしい。生き方のヒントさえ見つかるだろう」 これからますますAIがわれわれの日常生活に実装される時代、私たち人間がこれからも豊かに幸せに生きるためにはどうすれば良いのか? そのためにまず必要なのは、私たちの脳とAI、それぞれの特質をよく知ること、 そして、私たちの脳の特質を生かした知能=生命知能を成長させることだ。 最新の知見をもとに、生命知能と人工知能の違い、生命知能を支える意識の働きを解説、 生命知能を成長させる脳の使い方、育て方のヒントを提示する。 【本書の内容】 序 章 人工知能化が進む日本社会 第1部 私たちの脳と計算機 第1章 脳という巨大な情報システム 第2章 「進化」から見る脳 第3章 脳は勝手に動く 第2部 知能とは何か 第4章 生命知能を創る 第5章 知能はどう育つか 第3部 知能を支える意識 第6章 意識とは何か 第7章 人工知能は芸術作品を創れるか 第8章 意識が科学と宗教を生んだ 終 章 強い生命知能と豊かな意識を育てるために
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