
芸術的創造は脳のどこから産まれるか? (光文社新書)
大黒 達也
光文社 / 2020-03
累計読者数19
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推定読了時間 約6時間14分
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この本について
仕事でも趣味でも、新しいアイデアを出そうとすると頭が固まってしまう感覚ってありますよね。自分では考えているつもりなのに、同じ場所をぐるぐる回って、進んでいるのかよくわからない。僕もよくその状態になります。 この本は、そういう迷いを「脳のしくみ」から説明してくれるのが面白いところでした。例えば、脳は外から入ってくる情報を常に予測していて、その予測が外れた瞬間に強く反応して学びが進むという話。たしかに、予定調和の中にいると何も起きないけれど、想定外が混じると急に頭が動き出す瞬間ってありますよね。また、即興演奏の研究から、制限がある方が前頭葉が働いて創造性が刺激されるという話も、自分の仕事の取り組み方を見直すきっかけになりました。全部自由にしようとすると逆に動けなくなること、よくあるので。 さらに、論理で詰める時期と、いったん離れて無意識が働く時期の両方が必要だという流れは、創作や企画に限らず、日々の問題解決にもそのまま当てはまります。焦ってずっと机に向かっていても前に進まなかった理由が、ようやく腑に落ちました。 自分の思考の癖を「脳の仕組み」という視点で見直したい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
芸術的感性は既知と未知の「ゆらぎ」で生じる。睡眠などによる「あたため」が発想を導く。「多種多様な環境」が海馬の成長を促す。マルチリンガルは「脳内辞書」のスイッチを切り替えられる...脳科学者が300本以上の論文を基に考察。
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