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なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略 (PHP新書)

なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略 (PHP新書)

冨山 和彦

PHP研究所 / 2014-06-13

累計読者数11
平均ハイライト数 16.5件/人
推定読了時間 約3時間38分
star総合評価 62/100
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この本について

仕事でも地域のことでも、「なんでこんなに人が足りないんだろう」とか、「景気は悪くないはずなのに、生活実感はよくならないよな…」みたいな違和感を抱えたまま、うまく言語化できないことが多いですよね。自分も地方出張のたびに、店もサービスも限界ギリギリで回している現場を見ては、モヤモヤを持ち帰っていました。 この本は、そのモヤモヤを“人口減少”とか“景気循環”みたいな一言で片づけず、グローバル経済とローカル経済ではそもそもルールが違うという前提から組み直してくれます。読みながら「ああ、この二十年で起きていたのはそういうことだったのか」と視点がひっくり返る感覚がありました。特に、地方サービス産業の人手不足が一過性ではなく構造問題であること、そしてサービス産業の労働生産性と賃金こそ日本全体を左右するという指摘は、自分の働き方の解像度を上げてくれました。 また、上場企業中心の議論だけ追っていても日本の実態が見えなくなるという話や、ローカルは完全競争ではなく“密度の経済”で動くという説明が、日常で感じていた「同じ国なのに別世界みたい」という感覚を整理してくれます。努力論でも空洞化論でもなく、現実の構造をどう扱うかに話が落ちていくあたりが、とても実務的で助かりました。 いまの日本経済の「本当の論点」を知りたい人、特に都市と地方のギャップに違和感を持っている人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

グローバルとローカルの経済圏を区別せずにその施策を考えていたため、格差問題が生じ、日本経済は停滞してしまっていた。 グローバル企業がいくら稼いでも、日本経済全体の占有率は3割にすぎない。雇用にいたっては、2割程度である。残り7割のローカル経済圏が復活してこそ、初めて成長軌道に乗ることができる。 ? 内容例を挙げると、 ◎「GとL」を理解すれば格差問題の実相も見えてくる ◎日本のグローバルプレーヤーが長期的に後退してきた本当の理由 ◎大企業と中小企業ではなくグローバルとローカルで分ける ◎ほとんどの産業がローカル経済圏のプレーヤー ◎「コト」消費の時代の到来で「GもLも」戦略に追い風が吹き始めた等々 そして、今、労働市場で人類史上発の巨大なパラダイムシフトが起きている、と著者は主張する。GDPや企業の売上が緩やかに減少していく中で、極度の人手不足が起こっているのだ。 日本経済復活へのシナリオを明らかにする一冊。 【PHP研究所】
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