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コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える (文春e-book)

コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える (文春e-book)

冨山 和彦

文藝春秋 / 2020-06-24

累計読者数33
平均ハイライト数 24件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 66/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

最近、「うちの会社ってなんでこんなに意思決定が遅いんだろう」とか、「新しいことをやろうとしても結局“いつもの延長線”に回収されるよな…」みたいなモヤモヤをよく聞きます。自分自身も同じで、働きながら“構造としての限界”を感じる場面が増えてきました。個人がどれだけ努力しても変わらないものって確かにあって、その正体が分からないまま疲れていく感じ、けっこうつらいですよね。 『コーポレート・トランスフォーメーション』は、その正体をかなり容赦なく可視化してくれる本でした。多くの読者が抜き出していたのも、終身雇用や年功序列、内部昇格に依存した組織構造、そして“ムラ的な”意思決定プロセスといった、日本企業の深いところにある前提です。これらがなぜ変わりにくいのか、どんな歴史的背景で生まれたのかが整理されると、目の前の停滞を「個人の努力不足」ではなく「仕組みとしての限界」として捉え直せるようになります。 もう一つ、この本が効くのは“変われない理由”だけでなく“どうすれば変われるのか”を、幻想抜きの現実解として示してくれる点です。例えば、破壊的なイノベーションへの後手対応がなぜ繰り返されるのかとか、組織能力の新陳代謝が遅いと何が起こるのか、そしてその前提を崩すために何を手放さないといけないのか。読んでいて耳が痛い部分も多いのですが、逆に「じゃあ自分の現場でどこまで動けるか」を考えるきっかけにはなるはずです。 日本企業の“重力”みたいなものに日々引っ張られている人には、とても静かに刺さる本だと思います。自分の無力感の原因を一度構造のレベルで言語化したい人に向いています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ベストセラー『コロナショック・サバイバル 日本企業復興計画』続編! 史上最悪のコロナ恐慌、日本企業が生き残るための唯一の方法とは? ポストコロナ時代、会社のあり方は、働き方は、生き方は、こう変わる! ・GAFAに負けた日本型企業モデルは、コロナショックで終焉へ向かう ・デジタル・トランスフォーメーション(DX)と日本型組織の相性が悪い理由 ・終身雇用制は限界に。10年に1度の中高年リストラは、コロナ後に加速 ・電機、自動車に続き、銀行、メディア業界も破壊的イノベーションの嵐に ・DX成功の鍵は「戦略」ではなく「組織能力」 ・資金源となる既存事業で手を抜くな ・コーポレート・トランスフォーメーション(CX)こそがDXへの解 ・日本のGDP7割、雇用8割を占めるローカル産業のDX化に活路あり。方法論のすべて。 ・ビジネスパーソン全員に問われる「あなたの業(わざ)とは何ですか?」 前作『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』は、コロナ禍の中いち早く緊急出版。 NewsPicks、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド等、各誌に取り上げられ、経営者やビジネスパーソンに注目された。 今作では、さらに踏み込んだ「ポストコロナ」に日本の会社がどう変わるのか?を描く。 日本で働くすべての人に注目してほしい、いまの時代を生き抜くための虎の巻。
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