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アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか

アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか

藤代裕之, 久保田麻美, 白井瞭, 土橋臣吾, 野々山正章, 保髙隆之, 吉川昌孝, 渡辺洋子, and 法政大学大学院 メディア環境設計研究所

日経BP / 2020-06-26

累計読者数4
平均ハイライト数 7.5件/人
推定読了時間 約4時間49分
star総合評価 54/100
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この本について

情報との距離感がよく分からなくなる瞬間ってありますよね。自分では「新しい」と思って話したニュースが、相手には「それ先週のやつだよ」と返されて、なんだか取り残されたような気持ちになる。SNSを開けば情報は山ほど流れてくるのに、どれが自分に関係あるのか、どこまで追えばいいのか、だんだん分からなくなるあの感覚です。 この本は「情報が多すぎる社会で感じるモヤモヤ」を、無理に解決しようとするんじゃなくて、そもそも何が起きているのかを丁寧に解きほぐしてくれます。例えば、若者の方が中高年よりも「情報過多」を強く感じている理由とか、人それぞれ“見えている世界”が違うせいで「みんな」という言葉が成立しづらくなっている現実とか。読んでいるうちに、自分の混乱が構造的なものだと分かって、ちょっと肩の力が抜けました。 個人的に効いたのは、情報を「Life in」させるという考え方でした。全部追うのではなく、自分の生活に自然に入り込む流れをつくること。あと、相手に届く情報って、ただ投げればいいわけじゃなくて「自分事として受け取れる文脈」が必要なんだ、という指摘も仕事に直結する気づきでした。 SNSやニュースに振り回されている感覚がある人、あるいは情報を届ける側にいながら、自分でも迷子になっているような人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ソーシャルメディア利用者の実態を徹底調査 見えてきた“近未来の情報接触スタイル” 「ネットやSNSなどを広告媒体として活用してきたが、どうも手応えがない」。このように悩むのはあなただけではありません。マーケティング担当者だけでなく、ネット企業もメディア企業も、実はよくわかっていないのです。 ネットにスマホ、SNSが普及したことで、人々が接する情報量は膨大になりました。ひと言で表現すれば「情報過多社会」です。人類史上初めてのことであり、今を生きる我々は適応過渡期のまっただ中にいます。 本書は、NHK放送文化研究所、博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所、法政大学大学院 メディア環境設計研究所のメンバーが、それぞれの調査データを持ち寄って、ソーシャルメディアが広く普及した後(=アフターソーシャルメディア)の人々の「情報接触スタイル」を分析し、新たなメディアスタイルを見いだそうとしてまとめたものです。 調査データから浮かび上がるのは、「ビジネスパーソンと大学生で違う」といった様々な「ズレ」です。こうしたズレが「なぜ起きるのか」をひも解くことで、近未来の情報接触スタイルが見えてきます。筆者らは「自分たちはわかっていない」を前提に、大学生や働く女性の日常を丁寧に考察し、デザイン思考で様々な実験を実施して、アフターソーシャルメディアの情報接触スタイルを探っていきます。 研究者が書いたものとはいえ難解は表現はなく、メディアに関わる人だけでなく、ソーシャルメディアを利用する一般の人にとっても、多くの「気付き」が得られます。未来の情報接触スタイルを見つけ出す道しるべとなる本です。
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