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わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)

わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)

池上彰

集英社 / 2019-02

累計読者数5
平均ハイライト数 4.6件/人
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

ニュースを見ていて「これって本当に大事な部分、ちゃんと伝わっているのかな…」とか、SNSのタイムラインが自分の好きな意見ばかりで「なんだか視野が狭くなってる気がする」とモヤモヤすることが、僕自身よくあります。わかったつもりで流してしまう瞬間って、気を抜くとすぐにやってくるんですよね。 この本が刺さるのは、まさにその“わかったつもり問題”に静かに手を置いてくれるところです。たとえば、どのメディアも必ず何かしらの偏りを持っている前提で読む姿勢や、専門家の肩書きに頼らず「この人はこのテーマにどれだけ詳しいのか」と一呼吸おく視点。さらに、ネットの心地よい情報だけを拾ってしまう状態って実は“たこつぼ”なんだと気づかせてくれる点も、日々の情報接触のクセを見直すきっかけになります。どれも劇的に人生が変わる…みたいな話ではないけれど、明日からのニュースとの距離感が確実に変わる実感があります。 僕が読んでいて特に救われたのは、「池上の解説はきっかけにすぎない。そこから先を自分の頭で考えるのが一人前」という言葉で、情報の受け手である自分を少しだけ信頼していいのかもしれない、と思えたことです。偏りを否定するのではなく「どう偏っているかを見にいく」という発想は、自分の視野を守るための実用的な道具に近いです。 こんな人に刺さると思います。ニュースを追っているのに、どこか落ち着かず「本当に見えていない何かがある気がする」と感じている人。情報との距離を整えたいとき、静かに効いてくる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

コピペやフェイク紛いの「エセ情報」が、インターネットやSNS、さらには新聞や日常会話にまで溢れている。安易な「わかりやすさ」を売りにするバラエティ番組は、事態をさらに悪化させている。私たちは、どうすればホンモノの「情報」や「知識」を得られるのか?ニュースの世界における「わかりやすさ」の開拓者が、行き過ぎた“要約”や、出所不明の“まとめ”に警鐘を鳴らし、情報探索術を伝授する。日本で最も「わかりやすい」解説者がその罠について論じた、池上流・情報処理術の決定版!
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