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9000人を調べて分かった腸のすごい世界 強い体と菌をめぐる知的冒険

9000人を調べて分かった腸のすごい世界 強い体と菌をめぐる知的冒険

國澤 純

日経BP / 2023-04-21

累計読者数8
平均ハイライト数 15.5件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 64/100
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この本について

食事には気をつけているつもりなのに、なんとなく疲れやすかったり、便秘がぶり返したり、サプリの効果が実感できなかったり…。僕もずっと「何が原因なんだろう」とモヤモヤしていたのですが、この本を読んでみると、腸の働きを知らないまま対策していたことに気づきました。 面白かったのは、腸内細菌がただ“いる”だけじゃなく、こちらが与えるエサや生活習慣で働き方が全然変わるという視点です。たとえば食物繊維をとっても改善しない便秘は、分解する菌が不活性になっている場合があること。あるいは、ヨーグルトや発酵食品が「通過菌」でも多様性の拡大につながること。そして人工甘味料や下剤が腸の働きを弱める仕組みなど、日常の小さな選択が腸内環境にどう影響するのかが丁寧に説明されています。 特に、短鎖脂肪酸の働きや、納豆菌がほかの菌のエサをつくってくれる“菌のリレー”の話は、普段の食事をどう変えると身体がラクになるのかがイメージしやすく、すぐに試せる感覚がありました。体調管理って気合いではどうにもならない部分が多いですが、腸がここまで全身とつながっているなら、まずはここを整えるのが合理的なんだろうなと思わされます。 体質改善に取り組んでいて「何を変えればいいのか分からないまま迷子になっている人」に静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

腸と免疫の第一人者が語る最新科学 「なぜ、+1個のヨーグルトで、体質まで変わりうるの?」 「太りにくい人だけが腸内に多く持つ“痩せ菌”、その正体は?」 「栄養は吸収して、病原菌は排除する――どうやって見分けているの?」 「人間の体は“食べたもの”だけでできてない、とは、どういうこと?」 「睡眠の質改善やストレス対策に、腸のケアが注目されているのはなぜ?」 腸に棲む未確認生命体が、あなたの健康と未来を決める ──不思議な腸内細菌の世界へようこそ! ・最新研究が明かす「太りにくい日本人」の共通菌 ・ストレス・睡眠の質低下・慢性疲労は、腸の緊急SOS ・ゲノム(遺伝子)は変えられない。けれど、腸内細菌は変えられる ・健康・栄養の専門家が続ける、ヨーグルト生活――菌との賢い共生 ・菌がつくり出す物質=ポストバイオティクスが健康・長寿のもとになる
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