
一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
熊谷正寿
かんき出版 / 2004-03-24
この本について
気持ちだけは前向きなのに、日々のタスクに流されて「今年、何を目指してたんだっけ」と立ち止まってしまうこと、僕もよくあります。やりたいことはあるのに形にならない。書いても続かない。比較して落ち込む。そんなモヤモヤの中で、この本は少しだけ視界が開ける感じがしました。 特に刺さったのは、夢や目標を“書いて置いておく”ことで、自分の感情や考えがぶれにくくなるという視点です。手で書くと、書いている間に気持ちが乗ってくる。これは実際にやってみると納得できる感覚でした。それに、著者が毎年「差」を確認して淡々と反省していく姿勢も、過剰な精神論ではなく、現実的に「前に進むための手続き」として紹介されています。夢を急に大きく動かすというより、居場所を用意してあげることで、気持ちが落ち着き、次に動きやすくなるような本です。 もう一つ良かったのは、健康・教養・心という土台をまず整えるという考え方。どうしても仕事やお金に意識が向きがちですが、著者のフレームで書き出してみると、自分がすっかり後回しにしていたものが見えてきます。未来年表のような細かいフォーマットも載っていますが、全部を真似しなくても、自分のペースで要素だけ取り入れるだけでも十分役に立ちます。 タスクに押されて「考える余白」がなくなっている人、思いつきで動いて疲れてしまう人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
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