
自衛隊最高幹部が語る令和の国防(新潮新書)
岩田清文, 武居智久, 尾上定正, and 兼原信克
新潮社 / 2021-04-19
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この本について
国際ニュースを見ていても、「結局、日本はどんな前提で動いているんだろう」とモヤモヤすることが多いですよね。選択肢があるようで実は限られている感じもするし、周りの国との関係も複雑で、表向きの説明だけだと腑に落ちないまま終わることがあると思います。僕自身、日々の仕事で国際情勢を扱うわけではないのに、背景を知らないと地に足がつかない感覚が続いていました。 この本は、そんな「前提が見えない不安」をほぐしてくれた一冊でした。特に、なぜ日本が海洋国家との連携を重視するのか、北朝鮮の有事に何が起こり得るのか、そして平時の省庁の動きが安全保障の現実とどうズレているのか。表側のニュースでは語られない“力学の説明”が、腹落ちするレベルで語られています。国家だけでなく、個人と国家の関係をどう考えるかまで踏み込んでいて、生活者としての距離感で読みやすいのもありがたかったです。 国防というと大きすぎるテーマに感じますが、実際は「自分が暮らす前提条件をどう捉えるか」に近い話だと思っています。視点が変わると、ニュースへの反応も、会社での議論も、少し落ち着いて判断できるようになるはずです。 こんな人に刺さる一冊だと思います。ニュースの断片だけではどうしても消化不良になる人。
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出版社による紹介
令和日本の最も重要な戦略的課題は、力による現状変更に躊躇しなくなった中国の封じ込めである。台湾有事は現実の懸念であり、その際には尖閣諸島や沖縄も戦場になる可能性がある。自衛隊は本当に国土・国民を守り切れるのか。日米同盟は機能するのか。そして国民に「有事への備え」はあるのか。陸海空の自衛隊から「平成の名将」が集結、「軍人の常識」で語り尽くした「今そこにある危機」。
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