
日本がダメだと思っている人へ
江崎道朗 and 田北真樹子
累計読者数3
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star総合評価 77/100
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この本について
日本の安全保障の話って、ニュースでは聞くのに、実際のところ何がどう動いているのかよく分からないまま不安だけが残ること、ありませんか。国の方針が振り回されているように見えたり、外交と軍事の関係がごちゃっとしたままで、結局「日本って大丈夫なのか」とモヤモヤする感じです。僕も同じでした。 この本は、そういう霧のかかった部分を、過度な刺激も煽りもなく、実務のレベルで説明してくれます。例えば、安保3文書がどんな背景で作られ、予算がなぜ5年単位で組まれたのかという話は、国の意思決定の筋道が初めて立体的に見えてきました。また、自衛隊が豚コレラ処理まで担ってきた実態や、外部委託の増加で有事にどんなリスクが出るのかといった現場の話も、机上では分からない「本当に困っているポイント」を教えてくれます。さらに、情報機関が一元化されていないせいで同じ説明を外国に何度もさせてしまうという、日本の構造的な弱さにも触れていて、課題の正体が少しずつ輪郭を持ちはじめます。 全体として、「日本がダメだ」か「すごい」かの単純な話ではなく、僕らが普段見えていない裏側の仕組みを一度フラットに知りたい人に向いている本だと思います。国のニュースを見て毎回モヤっとする人ほど、視界が少し開ける感覚があるはずです。
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