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プログラマーとお仕事をするということ

プログラマーとお仕事をするということ

PatrickGleeson and 青木 靖

翔泳社 / 2018-01-24

累計読者数3
平均ハイライト数 66.7件/人
推定読了時間 約6時間26分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 46%

この本について

ソフトウェア開発に関わっていると、「なんでこんなに話が噛み合わないんだろう」とか、「自分の判断が本当に正しいのかよく分からない」みたいなモヤモヤが常に残ります。技術と非技術の境界で意思決定をする人ほど、その違和感が積み上がっていく感じがあると思います。僕自身、仕様書を書いても思った通りに伝わらなかったり、デザイナーや開発者とのペースが噛み合わなくて無駄が出たり、その理由が自分でも説明できないまま進めてしまうことがありました。 この本は、そういう「言語化できないズレ」の正体を一つずつ整理してくれる感じがあります。たとえば、ソフトウェアの仕様はそもそも完全に想像しきれないものだという前提や、変更が前提なのに最初から完璧なデザインを出しても後で必ず作り直しになる理由、さらに技術的負債が単なる手抜きではなく、時間や認知の限界が生む現実的な問題だという視点。読んでいると、あのときのモヤモヤは自分の能力不足ではなく、ソフトウェアというもの自体の性質だったのか、と少し肩の力が抜けます。 特に、「私たちはソフトウェアを計画しているようで、実は新しいプロセスそのものを計画している」という指摘は、プロジェクトの進み方に対する見方を変えてくれました。コードそのものより、人の行動や理解の変化に合わせて作り直すことが前提なんだ、と腹落ちした人ほど、この本の内容がしっくり来ると思います。 チームで仕事をしていて、技術と非技術の溝に日々つまずいている人に静かに刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あなたはプログラマーですか? プログラマーではないけれど、あなたの部下や同僚、あなたが関わっているプロジェクトにプログラマーが一人でもいれば、あなたは本書の読者です。 この本では、日頃あなたが不思議に思っていること、すなわち、 ●プロジェクトの計画と遂行の方法とソフトウェア開発プロセスが噛み合わない ●それによって生まれる衝突の回避 ・ソフトウェア開発プロジェクト管理の発展 ・開発手法のその利点と欠点の評価 ●プログラマーは何をどのようにやっているのか ●ソフトウェア開発プロセスや関連する用語、コードを書く以外にプログラマーが行っていること そして、 ●プログラマーの管理 ・プログラマーをどう採用するか ・一般的なプログラマーの心理学 ・開発者の心を占めているプレッシャーや優先度 ●プロジェクトの失敗にどう対処するか といったことに対して、著者自身が見聞し体験してきた、ソフトウェア開発にまつわる手酷い失敗や過ちをもとにした解決方法と指針を(ユーモアとともに)与えてくれます。 【重要な注】 そしてそれは、円滑にプロジェクトを進めるために必要な相互理解のステップであり、決定権の綱引きの方法ではありません。 もちろん、米国のソフトウェア開発事情と日本とでは、必ずしも全面的に同じではありませんが、日本の非プログラマー管理者たちにとっても、自身のプロジェクトを円滑に進めるためのヒントが詰まっている1冊といえます。 もちろん第一線で活躍しているプログラマーの皆さんにとっても得るものがたくさんあるはずです。
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