
ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた
出石 聡史
翔泳社 / 2024-06-12
累計読者数17
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約5時間48分
star総合評価 57/100
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この本について
ソフトウェア開発って、経験を積んでも「なんで毎回こんなに齟齬が出るんだろう…」みたいな同じ悩みにぶつかりませんか。自社では初めて使う技術なのに、どこかで「枯れてるから大丈夫だよね」と思い込んでしまったり、曖昧な仕様のまま走り出して後で痛い目を見たり。自分でも何度もやらかしてきたので、読者の方が抜粋に反応するポイントがすごくよくわかります。 この本がおもしろいのは、「失敗しないための抽象論」ではなく、現場で本当に起きた失敗を通して、どこに落とし穴があるのかを立体的に示してくれるところです。例えば、受入検査仕様書を最初から一緒に作っておくと委託の齟齬がほぼ消える話とか、WBSを作業ベースではなく“成果物ベース”で分解すると急にプロジェクトの輪郭が見える話とか、小さな会社だからこそ開発部門がジグまで用意しないと回らない現実とか。読んでいると「ああ、ここを軽視してたな…」と、日々のモヤモヤが具体的に言語化されます。 派手な成功哲学ではなく、傷を負った現場目線で「こうしておけば後から泣かずに済んだ」という視点が積み上がっていくので、実務にそのまま結びつく感覚があります。特に、仕様のあいまいさに苦しんでいる人や、プロジェクトの“同じところでつまずくパターン”に心当たりがある人には刺さると思います。
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出版社による紹介
やらかしたくないエンジニアに贈る「失敗の教科書」! 失敗事例で学ぶ、よくある落とし穴の回避策 ソフトウェア開発は、どんなときも順調に進むとは限りません。チームで開発を進めるエンジニアたちは、開発の足を止める「落とし穴」の数々と向き合わなければなりません。 「いつのまにか機能が肥大化していて、手がつけられなくなった…」 「仕様がまったく共有されていないまま、開発が進んでいた…」 「ちょっとしたコード変更が一日分の工数を奪った…」 本書は、このような落とし穴にハマってしまった開発現場の「失敗エピソード」を面白おかしく紹介する、失敗事例集です。事例は架空の開発現場を舞台にしたフィクションですが、著者自らが体験した経験をベースに構成しているので、臨場感たっぷり。読んでいるだけで冷や汗が浮かびます。 また、失敗につながる落とし穴を回避したり、抜け出すための方法も解説しています。新しく開発チームを率いることになった新任リーダーや、チームで開発に取り組むエンジニアが、失敗に直面した際にどのようなアクションを起こせばよいか、現場で役立つ具体策がわかります。 エピソードは「企画」「要件定義」「実装」「品質管理」といった開発の工程別に42篇を収録。各エピソードの冒頭には、4コマ漫画を掲載しているので、楽しく読み進められます。 【収録エピソード(一部抜粋)】 ●機能がてんこ盛りで実装が間に合わない「全部入りソフトウェア」 ●お願いされた機能を断れない「八方美人仕様」 ●ユーザーを迷わす自分ルールのUI「オレオレ表記」 ●カタログだけで判断する「スペック厨導入」 ●行間を読ませる「文学的仕様書」 ●リリース版が復元できない「不完全リポジトリ」 ●つい自分でやってしまう「経験値泥棒」 ●修正が新たなバグを生む「バグ無間地獄」 ●アクションしない「聞くだけ進捗会議」 ●施策を打ち続ける「カイゼンマニア」 など全42篇! 【目次】 Chapter1 「企画」で失敗 Chapter2 「仕様」で失敗 Chapter3 「設計・実装」で失敗 Chapter4 「進捗管理」で失敗 Chapter5 「品質管理」で失敗 Chapter6 「リリース後」に失敗
読んだ内容を、もう忘れない。
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