
一瞬で正しい判断ができる インバスケット実践トレーニング (朝日新書)
鳥原 隆志
株式会社朝日新聞出版
この本について
仕事の判断がとにかくブレる、優先順位をつけたつもりが結局ぐちゃぐちゃになる。情報を集めきれないまま決めてしまって、後から「なんであの時あんな判断したんだろう」と落ち込む。自分も同じように悩んでいて、この本に出会ったとき、今やっている“判断”そのものが曖昧だったんだと気づきました。 この本の良いところは、精神論ではなく、迷いの原因を行動レベルに落としてくれるところです。たとえば、状況が把握できない時は、プラスを狙う前にマイナスをどれだけ小さくできるかを考える姿勢。あるいは、「問題」と「課題」を分けて考えるだけで、やることの順番が変わり、無駄に焦らなくなる感覚。そして、延期すると決めたならリカバリー策までセットで考えるという、現実の仕事でそのまま使える視点が多いです。10の能力という章も、リーダーになるかどうかに関わらず、自分の癖を可視化するチェックとして役に立ちました。 特に刺さったのは、インバスケットが“結果よりプロセス”を見るという姿勢です。今まで結果だけで自分を評価して落ち込んでいたけれど、判断の組み立て方を意識すると、ミスしても次に直せる余地が見えるようになりました。仕事の判断に自信が持てない人にとっては、一度立ち止まって考え方の土台を整える良いきっかけになると思います。 こんな人に刺さる本です。判断が遅いわけでも早いわけでもないのに、「決めることがしっくりこない」と感じている人。自分もその一人でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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