
不格好経営 (日本経済新聞出版)
南場智子
日経BP / 2013-06-10
累計読者数105
平均ハイライト数 14.4件/人
推定読了時間 約3時間11分
star総合評価 71/100
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この本について
仕事で判断が遅れたり、情報が足りないまま決めないといけなかったり、あるいは「自分なんかが成果を出せるのか」と不安になる瞬間って、どうしてもありますよね。僕も同じで、迷いながら進んでいるタイプです。でも『不格好経営』を読むと、その迷いごと前に進むための“現実的な視点”が少しだけ増えました。 特に刺さったのは、「完璧な情報を待たない」という姿勢と、苦境そのものを“取り返しのチャンス”に変えていく考え方です。うまくいかない時にただ耐えるのではなく、後から振り返って“おつり”を取りにいく。これなら、自分の失敗や遅れにも意味を持たせられる気がします。また、意思決定の場で迷いを見せないけれど、裏では徹底して頭出しし、情報のポイントをすり合わせておくやり方は、職場でのモヤモヤに直結して応用できました。結局「準備は丁寧に、決断は早く」という話なのですが、その裏側の泥くささがちゃんと描かれているのがありがたいです。 そしてもうひとつ、組織の話が意外と刺さります。誰かの成果を奪わず、できる人が自然と埋もれないように支える文化。任せるけれど放り投げない距離感。こういう環境って理想論に見えるけれど、実際にどう作っていくかが具体的に語られていて、職場づくりのヒントにもなりました。 「判断の速さと誠実さの両立に悩んでいる人」に特に読んでほしい一冊です。
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出版社による紹介
「経営とは、こんなにも不格好なものか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に」―。なにもそこまで全部やらかさなくてもという失敗のフルコース、悪戦苦闘の連続を、創業者が初めて明らかにする。
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