
会計士は見た! (文春e-book)
前川修満
文藝春秋 / 2015-11-20
累計読者数17
平均ハイライト数 11.3件/人
推定読了時間 約3時間48分
star総合評価 55/100
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この本について
決算書って見ないといけない気はするのに、実際は「どこから手をつければいいのか分からない…」と後回しにしがちですよね。数字を読めない自分を責めつつ、結局はニュースの断片や“なんとなくの雰囲気”で企業を判断してしまう。僕もずっとそうでした。 『会計士は見た!』が面白いのは、専門用語を覚える本ではなく、「企業のリアルな姿」をどう読み取るかを具体的な企業のストーリーで示してくれるところです。例えば、コジマとヤマダ電機の差が“たった2%の人件費構造”からじわじわ開いていく話や、在庫が資産として膨らんでいてもキャッシュが減っていれば危険信号だと一瞬で分かる視点。こういう小さな気づきが、決算書と現実のつながりを急に立体的にしてくれます。 さらに、子会社の持分割合で連結利益の見え方がどう変わるか、ファブレス企業の強みがどこにあるのかなど、普段ニュースで目にしている言葉が「ああ、そういう意味だったのか」と腑に落ちるつくりになっています。決算書を無理に理解させるのではなく、「この部分を見るだけで会社の表情が変わって見えるよ」という現実的な読み方を教えてくれる本です。 企業の動きを“数字の裏側”からつかめるようになりたい人に特に刺さると思います。僕と同じように、なんとなく財務を避けてきたけれど、そろそろ向き合いたい人には、ちょうどいい一冊でした。
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出版社による紹介
ソニーから東芝まで 事件な企業の決算書を、会計士が読み込む! 数字の羅列から、記者会見からは決して見えてこない企業の「裏の顔」が明らかに。 粉飾、内紛、リストラ、資金繰りの悪化——。 会計士には、隠し事はできない。 ・ソニー:赤字決算にもかかわらず、なぜ多額の法人税を納めているのか? ・大塚家具:トップの座を巡る父と娘の対立は、実は日本型経営と米国型経営の対立だった ・日産:コストダウンでは絶対に削ってはいけない数字がある ・キーエンス:企業内平均年収1600万円超。「工場がない製造業」はなぜ儲かるのか? ・スカイマーク:倒産する企業はまず決算書のここに赤信号がともる ・東芝:監査が見逃した「ソフトウェア開発の数字」に、異常事態がはっきりと現れていた
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