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ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

朝倉 祐介

累計読者数99
平均ハイライト数 13.4件/人
推定読了時間 約6時間8分
star総合評価 57/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

目先の数字を追うばかりで、長期のために何をすべきか判断がぶれることってありませんか。僕も仕事で投資判断に立ち会うたび、PLが悪化するのが怖くて、一歩踏み込めない場面が何度もありました。ただ、本当に会社を前に進めるには、短期の見栄えより“将来どうお金を生み出すか”を軸に考えないといけないよな…と悩んでいたところで出会ったのがこの本でした。 本書が効くのは、「ファイナンス=数字の専門家の領域」という思い込みを一度解いてくれるところです。会社の価値をつくる営みを、資金調達、資金創出、配分、そして説明という流れで整理してくれるので、自分の仕事がどこにつながるのか見えやすくなります。また、アマゾンのように“赤字でも投資を続けられる理由”を、投資家との信頼関係という視点から説明してくれるのも、現場にいると忘れがちな視点でした。単に攻めようと言うのではなく、その裏に必要な対話や関係構築まで書いてあるのがありがたいです。 短期の数字に縛られて身動きがとれなくなっている人、あるいは「将来への意思」をどう形にすればいいのか迷っている人には刺さる一冊だと思います。僕自身、目の前の成果に寄りかかりがちな思考から少し離れて、長期の筋道を描くときの足場づくりに役立ちました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「売上を増やせ。利益は減らすな」「減益になりそうなので、マーケティングコストを削ろう」「うちは無借金なので健全健営です」「黒字だから問題ない」こんなフレーズがあふれていたら、その組織は未来の成長より目先の業績を優先する「PL脳」に侵されている。会計の知識より先に、成長を描いて意思決定する頭の使い方「ファイナンス思考」が今こそ必要だ。
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