
ファイナンス思考――日本企業を蝕む病と、再生の戦略論
朝倉 祐介
この本について
目先の数字を追うばかりで、長期のために何をすべきか判断がぶれることってありませんか。僕も仕事で投資判断に立ち会うたび、PLが悪化するのが怖くて、一歩踏み込めない場面が何度もありました。ただ、本当に会社を前に進めるには、短期の見栄えより“将来どうお金を生み出すか”を軸に考えないといけないよな…と悩んでいたところで出会ったのがこの本でした。 本書が効くのは、「ファイナンス=数字の専門家の領域」という思い込みを一度解いてくれるところです。会社の価値をつくる営みを、資金調達、資金創出、配分、そして説明という流れで整理してくれるので、自分の仕事がどこにつながるのか見えやすくなります。また、アマゾンのように“赤字でも投資を続けられる理由”を、投資家との信頼関係という視点から説明してくれるのも、現場にいると忘れがちな視点でした。単に攻めようと言うのではなく、その裏に必要な対話や関係構築まで書いてあるのがありがたいです。 短期の数字に縛られて身動きがとれなくなっている人、あるいは「将来への意思」をどう形にすればいいのか迷っている人には刺さる一冊だと思います。僕自身、目の前の成果に寄りかかりがちな思考から少し離れて、長期の筋道を描くときの足場づくりに役立ちました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
投資される経営 売買(うりかい)される経営 (日本経済新聞出版)
中神康議

ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略
朝倉祐介

バフェットからの手紙 第4版
ローレンス・A・カニンガム
![企業価値評価 第7版[上]――バリュエーションの理論と実践【ダウンロードコンテンツ無し】](https://m.media-amazon.com/images/I/71flzSLKYWL._SY500.jpg)
企業価値評価 第7版[上]――バリュエーションの理論と実践【ダウンロードコンテンツ無し】
マッキンゼー・アンド・カンパニー, ティム・コラー, マーク・フーカート, デイビット・ウェッセルズ, and マッキンゼー・コーポレート・ファイナンス・グループ

10年変革シナリオ 時間軸のトランスフォーメーション戦略
杉田 浩章
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要
