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ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略

ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略

朝倉祐介

講談社 / 2022-04-20

累計読者数28
平均ハイライト数 12.4件/人
推定読了時間 約3時間23分
star総合評価 57/100
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この本について

仕事で数字を見るたびに、「結局うちの会社って、どこに向かっているんだろう…」みたいなモヤモヤが消えない時があります。売上は伸びているのに不安だったり、逆に利益が出ていなくても妙に楽観的だったり。PLやBSを眺めていても、そこにどんな意味があるのか腑に落ちないまま働いている人は多いと思います。僕自身もずっとその一人でした。 この本が効いたのは、会社のお金の流れを“部分”じゃなく“全体”で捉えられるようになったことです。PL脳に偏ると、短期の売上づくりに振り回されてブランドや事業体力を削ってしまう―そんな怖さを、実際の仕組みを使いながら説明してくれるのがありがたかった。さらに、株主と債権者では見ている景色が違うことや、セカンダリー・マーケットが「会社が立ち上がる仕組み」として欠かせない理由も丁寧に語られていて、日々の仕事と資本市場がようやく一本の線でつながりました。 もう一つ大きかったのは、「企業価値って結局何なのか」をキャッシュフローという具体的な単位で理解できたことです。DCFの割引率がなぜ必要なのか、将来のお金をどう扱えばいいのか。そのあたりが曖昧なままだと、投資判断も企画立案もなんとなくの感覚で終わってしまいますが、この本はそこを変えてくれます。派手さはないけれど、日々の仕事の“判断の芯”が少しずつ強くなる感じがありました。 自分の会社の数字を“ただの結果”ではなく“未来を作る材料”として見たい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

会社が成長する仕組みを知れば、現場の打ち手がわかる。 「いまの仕事」を「5年後の自分の進化」につなげる、ビジネスパーソンの基礎教養。 ▼ミクシィ元CEOのスタートアップ投資家が究極までシンプルに教える。 ・ジョブズやベゾスの頭の中を盗む ・PLとBSはつなげて理解する ・「ファイナンス」には4つの活動がある ・資本主義の仕組み、株式会社の仕組みを理解する ・「キャッシュ」「資本コスト」「成長投資」を重視する 10年後に会社がよくなっているために、いま必要な決断は何か? ひたひたと経営危機が迫る中堅メーカーの社長と4人の社員が「ファイナンス思考」を突破口に未来を切り拓く。財務諸表の読み方・活かし方、ビジネスパーソンが経営視点で仕事をする術が、驚くほど簡単に理解できます。 ◆目次◆ プロローグ ある社長の深い悩み 第1章 株式会社には守るべきルールがある まず「資本主義の仕組み」「会社の仕組み」を理解しよう 第2章 PLとBSを知るのが、はじめの一歩 PLとBSをざっくり理解する 第3章 PLとBSのつながりを理解する つなげて見るとPLとBSがもっとよくわかる 第4章 いよいよファイナンス思考の入り口、「企業価値」を知る そもそも会社の価値は何でできている? 第5章 銀行と投資家からお金を集める ファイナンスA 外部からの資金調達 第6章 事業を通じてお金を生み、それが次の投資の元手になる ファイナンスB 資金の創出 第7章 お金と資産を何にどう使うか、未来を見つめて考える ファイナンスC 資産の最適配分 第8章 ステークホルダーの理解と共感を集める ファイナンスD ステークホルダー・コミュニケーション 第9章 未来への成長にブレーキをかけるPL脳 PL脳とは何か 第10章 PLは作れる、しかしキャッシュはウソをつけない キャッシュの軽視――PL脳の問題点1 第11章 集めたお金でリターンを上げるのは会社の責務 資本コストの軽視――PL脳の問題点2 第12章 10年後もっといい会社になっているには? 成長投資の軽視――PL脳の問題点3 第13章 GAFAと日本のトップ企業の時価総額差は何が原因? 「失われた30年」で起きた、これだけのこと エピローグ 社員たちの決意
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