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世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

ドネラ・H・メドウズ, 枝廣淳子, and 小田理一郎

英治出版 / 2015-01-24

累計読者数118
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約6時間14分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 35%

この本について

なんとなく「目の前の問題に振り回されて終わってしまう日」が続くことありませんか。仕事でもニュースでも、出来事単位で理解しようとすると、どうしても理由が見えづらくて、同じパターンに何度もはまってしまうんですよね。僕もずっとそうで、「結局どこから手をつければいいんだろう」とよく迷っていました。 この本を読んで印象的だったのは、出来事ではなく “つながり” を見るだけで、判断の軸がガラッと変わる瞬間があることです。例えば、人がストックばかり見てしまい、フローを見落としがちな話。石油を増やすか減らすかという例は有名ですが、日常でも「売上を増やす」ばかり考えて「無駄なアウトフローを減らす」視点を忘れていると気づかされます。また「目的は行動から見える」という指摘も強烈で、組織でも個人でも、言っていることと実際の振る舞いのズレが、どう問題を生むのかが腑に落ちました。 さらに、問題を「あそこにある」と外側に置きがちな自分の癖にも気づかされます。原因探しではなく、フィードバックの流れをたどることで、ようやく手触りのある対処が見えてくる。モデルを組むような大げさな話ではなく、日々の仕事の観察レベルでできるのが助かります。 全体として、物事が複雑に見えるときほど役に立つ視点が多く、「現場でもう少し落ち着いて判断したい人」にしっくり来る本だと思います。僕自身、読み終えてから、同じ出来事でも見え方が少し変わりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「システム思考は、今日における必須の教養である。 システムとは何か、その本質を伝える名著。 長く語り継がれるべき、現代の〈古典〉である」 茂木健一郎(脳科学者) 日経新聞(3/8)、毎日新聞(3/20)、週刊ダイヤモンド(3/28号、3/21号)、 週刊東洋経済(2/21号)、事業構想(5月号)、HONZ(2/26)など続々メディアで紹介! 『世界がもし100人の村だったら』『成長の限界』 ドネラ・H・メドウズに学ぶ「氷山の全体」を見る技術。 株価の暴落、資源枯渇、価格競争のエスカレート……さまざまな出来事の裏側では何が起きているのか? 物事を大局的に見つめ、真の解決策を導き出す「システム思考」の極意を、いまなお世界中に影響を与えつづける稀代の思考家がわかりやすく解説。 ドネラ・H・メドウズ 「複雑なことをだれにでもわかりやすく伝えること」「物事を広い視野で見通し、その本質を読み解くこと」に長けた、研究者、ジャーナリスト。1971年発表の『成長の限界』では主執筆者として、限りある地球の人口と経済成長のダイナミクスを一般の人々に向けて解説し、37カ国翻訳のベストセラーに。また、『世界がもし100人の村だったら』の原案となったコラムを執筆。『成長の限界』『限界を超えて』『成長の限界 人類の選択』『地球のなおし方』(以上、ダイヤモンド社)、『地球の法則と選ぶべき未来』(ランダムハウス講談社)、『「成長の限界」からカブ・ヒル村へ』(生活書院)など著書多数。2001年逝去。 本書のポイント ・複雑なことを紐解く、物事を大局的にとらえる…ドネラ・メドウズが自身の思考法(=システム思考)を全公開。 ・テレビや新聞で目にする「出来事」に一喜一憂するのではなく、大きな趨勢(システム)の一角として捉える。 ・出来事の裏側にある「構造」や「挙動」、人間の「メンタルモデル(前提・思い込み)」を読み解く。 ・本質的な変化をもたらす「真の解決策」を導き出す。 原著 Thinking in Systems: A Primer
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