
ザ・コーチ
谷口 貴彦 and .
President Inc / 2009-12-12
この本について
目標を立てるたびに、知らないうちにノルマみたいになってしんどくなること、ありませんか。やるべきことを書き出しただけの「目標」に自分が追われて、そもそもの目的がどこかに消えていく感じ。僕も同じで、気づくと“目標が一人歩きしてる”状態によくなります。 『ザ・コーチ』が面白いのは、そのモヤモヤを力技で押し返すんじゃなくて、そもそも目標やゴールをどう扱えばいいのかを、かなり現実的に整理してくれるところです。たとえば、行動計画をそのまま目標にしないこと。ゴールまでの「通過する状態」を置くことで、アプローチが無限に増えて、うまくいかなかった時の修正もしやすくなる。あるいは、ゴールを細かく分解して期日や基準をつけることで、自分のペースに合う“たどり方”が見つかっていく。どれも精神論ではなく、日常に落とし込める感覚です。 そして、この本がいちばん優しいのは、他人と比べない前提で話が進んでいくこと。比べる対象は自分の内側だけでいい、続けられない特性は手放していい、と言われると、肩の力がふっと抜けます。夢やゴールにブレーキがかかる理由を丁寧に言語化しているので、進めない自分を責めずにすみます。 自分のペースで進みたいけれど、何をどう設定すればいいか迷う人に刺さる本です。目的、ゴール、目標の関係が腑に落ちると、日々の行動の意味づけが少し変わります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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