
システム思考をはじめてみよう
ドネラ・H・メドウズ and 枝廣淳子
英治出版 / 2015-12-08
累計読者数5
平均ハイライト数 14.8件/人
推定読了時間 約53分
star総合評価 57/100
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この本について
仕事でも暮らしでも、「自分なりに頑張っているのに、状況が動かないな」と感じることがよくあります。原因を一点に求めては外し、また別の対処をしては空回りする…。僕も同じで、なんとなく世界が複雑すぎるような気がしていました。 この本が面白いのは、「物事はつながっている」という当たり前の感覚を、図に起こして目に見える形にしてしまうところです。たとえば、自分の行動がどんな結果を生んでいるのか、フィードバックとして返ってくる仕組みを一度見える化すると、無理やり行動を変えようとしなくても自然と判断が変わっていく。著者の「自分のごみを一週間持ち歩く」エピソードがまさにそれで、価値観を押し付けられなくても行動が変わる理由が腑に落ちました。また、町づくりの話に出てくる「どの魅力のなさを選ぶか」という視点も、日常の選択にそのまま使える感覚でした。理想だけを追いかけるより、どこで折り合うかを見極めるほうがずっと現実的なんですよね。 複雑な状況に向き合うのがしんどいけれど、放っておくのも気持ち悪い…そんな人に合う本だと思います。システム思考という言葉に身構えなくてよくて、むしろ「自分の思い込みに気づくための、ちょっとした補助線」くらいの距離感で読むとすごく効きます。
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出版社による紹介
『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズが キャリアを捨ててまで15年書きつづけた800のエッセイから、 「つながり」に気づき、「思い込み」に驚く、名編8作を収録。 「変化が当たり前」かつ「どういう変化がいつ起こるかも不確実」という時代に、 何をよりどころに、日々の暮らしや企業活動を進めていけばよいのだろう? 従来の経験や考え方が通用せず、新しい変化が次々と起きるなかで、 どうすればリスクやチャンスを捉えることができるだろう? ハーバード、MIT、ダートマスほか名門大学に請われた優秀な研究者であり、 「世界がもし100人の村だったら」に代表される優れた伝え手でもあった ドネラ・メドウズに学ぶ、現実を広く深く、ありのままに捉える「素直な見方」。
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