
起業のファイナンス 増補改訂版
磯崎哲也
日本実業出版社 / 2015-01-20
累計読者数75
平均ハイライト数 19.8件/人
推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 65/100
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この本について
起業まわりのお金の話って、調べれば調べるほど霧が濃くなるというか、「結局どう判断すればいいんだろう…」と足が止まることが多いですよね。資本金はいくらにすべきかとか、いつ法人化するのがいいのかとか、投資家から言われる「企業価値」の意味がそもそも腹落ちしないとか。僕自身も、事業の中身より周辺の仕組みづくりでつまずくことが多かったです。 この本が助かったのは、いわゆるファイナンスの教科書というより、「実際の現場でどう判断されているか」をかなり具体的に書いてくれているところでした。たとえば、創業初期は企業価値の根拠が薄いからこそ資本金をむやみに積まない方がいいとか、エンジェルやVCが“格付け機関”としてどう機能するのかとか、資本政策を考えるうえで避けられない現実が淡々と並んでいます。また、事業計画を作る理由が「投資家向けの資料」というだけでなく、自分の考えを深くするプロセスとして重要だと書かれていて、これは実際にやってみると納得しかない部分でした。 表向きのきれいな話より、判断するときに何を見ておくべきかを知りたい人に向いている本です。特に、これから外部資金を入れる可能性がある人や、資本政策に不安がある人にはちょうどいい距離感で読めると思います。
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出版社による紹介
起業家はもちろん、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士などからもご好評をいただいた前作の増補改訂版が登場。本書により、起業家は起業や成長のイメージを膨らませることができます! 前作は、ベンチャー投資額が大幅に減少し続けるなかで発行されましたが、その後のベンチャー生態系の急速な活性化により、元気なベンチャーが多数起業し、数十億円規模の増資を成功させるベンチャーも登場するようになりました。 そこで、2015年施行の改正会社法も反映させた、ベンチャーのコーポレートガバナンスを解説する章を新たに書き足すなど、起業にまつわる最新の情報を盛り込み、全編を大幅に書き換えました。 事業計画、資本政策、企業価値、IRなどの基本的な知識から、コーポレートガバナンス、社外取締役に求められる役割、会社の機関など突っ込んだ話題まで、人気メルマガ「isologue」の磯崎哲也氏がわかりやすく解説します!
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